チェンマイのレストラン(一般タイ料理の店)


100軒以上の中からチェンマイのホテルが選べるサイト[PR]

区切り線

■ザ・ハウス(Ginger And Cafe)(高級タイ料理レストラン&バー)

場所:お掘の中、西側を走るムーンムアン通り沿い。ソムペット市場のやや北寄り
住所:199 Moon Muang Rd.
TEL:053-419011

チェンマイ市内中心部、ターペー門北側にある高級タイ料理レストラン&バー、ザ・ハウスのテラス席の写真 市内中心部、ターペー門からもほど近いところにある、オシャレな雰囲気を漂わせた高級レストラン。できたのはかなり前(2000年頃か?)で、店の前をバイクで通るたびに個人的には気にはなっていたのだが、なかなか行く機会を作ることができなかったレストランだ。

 通りから見てもわかるが、“こんな一等地によくこれだけの土地が空いていたものだ”と感心するくらいの広い敷地だ。店の名前をThe Houseと記したが、実際はこの広い敷地の中に3軒の建物(ハウス)があり、カフェを兼ねたタイ料理レストランの「Ginger And Cafe」、ヨーロピアン・フュージョン料理の「The House」、バーの「Tapas Bar」で構成されている。それぞれの建物を詳細に見て回ったわけではないのでハッキリしたことは言えないのだか、どの建物もある程度の年月を経た高級住宅のようなので、もしかすると、もともと3軒の建物があった古い邸宅の敷地ををそのまま飲食店に改造したのかもしれない。
 3軒の店は独立しているものの、実質的にはひとつと考えてよく、自分が利用した「Ginger And Cafe」では、席につくと3軒のメニューをすべて持って来てくれた。メニューはもちろん英語完備で、「Ginger And Cafe」のメニューは、アペタイザー、ライス&ヌードル、カレー、スープ、ステア・フライド、サラダ、タイ・シー・プレーツ(海鮮)に加え、洋食としてサラダ、サンドイッチ&バーガー、パスタが載っている。値段はだいたい100〜200Bくらいが中心価格帯で、これにさらに10%のサービス・チャージが付加される。ちなみに、ヨーロピアン・フュージョン料理の「The House」の料理は200Bくらいから始まり、メインで300〜1,000B、USアンガスビーフのサーロインステーキで1,200Bという値段が付けられていて、200B以下の料理はほとんど見あたらない。バー「Tapas Bar」のメニューでアルコール以外に並んでいるのは完全におつまみの類で、だいたい100B前後のものが20〜30種類並んでいる。
 「Ginger And Cafe」は、建物内の席と外の席に分かれている。後者はひとつひとつのテーブルが完全に独立した半東屋のようになっていて、それぞれの席にはラタンのソファとガラスのテーブルが置かれている。ソファの布はエスニック調というよりも、日本ならローラ・アシュレイで売られているようなヨーロピアン調と言ったほうがいいだろう。建物内の席もほぼ同様だが、天井からはシャンデリアが下げられ、ガラスのカバー(ふた)が被せられたトレーにケーキがいくつも並べられ、より一層洋館風の雰囲気を漂わせている。席数は屋内外合わせても10数席程度ではないだろうか。余裕を持ったとてもぜいたくな空間づくりがなされている。
 料理も、店の雰囲気にたがわず、シンプルな皿の上にバナナの葉を敷き、さらにその上に器を乗せてそこに料理を入れるなど、こじゃれたスタイルで供される。
 味のほうも、場所柄外国人でも食べやすいように洗練されており、辛さが苦手な人でもほとんどの料理は問題なく楽しめるだろう(自分もすべての料理を食べたわけではないが)。純粋なタイ料理、というよりは、店オリジナルのひと手間が加えられた、創作タイ料理と呼んだほうがふさわしいかもしれない。

チェンマイ市内中心部、ターペー門北側にある高級タイ料理レストラン&バー、ザ・ハウスのプーニムパットプリックタイダム(ソフトシェルクラブの黒胡椒炒め)の写真 個人的なお勧めとしては、以下のものがあげられる。
*パックブンクローブ(空心菜の揚げ物)……揚げ物というよりも“天ぷら”と呼んだほうがふさわしいのではないかと思われる一品。サクサクとした食感の揚げたパックブンにほのかに酸っぱいタマリンドソースがとてもよくマッチしており、なかなかの完成度が高い
*ポピアクン(海老春巻)……エビを丸ごと一尾、尻尾を出した状態で日本のものよりも薄い皮に巻いて揚げたもので、ガラスの器に挿したような状態でサーブされる、見た目にも楽しい料理だ
*ヤムソムオー(ザボンのタイ風サラダ)……ソムオーの甘味を前面に押し出した仕上がりになっており、一緒に添えられたパリパリの揚げワンタンを上に乗せて食べる。両者の意外なマッチングがタイ料理を食べなれた人にも新鮮な印象を与えることだろう
*ゲーンペットペットヤーン(ローストダックのタイカレー)……見た目はトムヤムに似ているが、ブドウが隠し味として入れられており、微妙な甘さを醸しだしつつ、タイカレーとしてのしっかりとした味を保っていて、個人的には特にお勧めの一品だ
*トムヤムクン……クリーミーで上品な味になっていて、脳天を突き抜けるような刺激はないが、何と言っても使っている素材がすばらしい。特にエビのプリプリ感は、チェンマイ広しと言えどもなかなか味わうことができないのではないかと思われる食感に仕上がっていて、良質の素材とそれを生かし切るだけの料理人の腕が揃わないと、このような出来にはならないだろう
*プーニムパットプリックタイダム(ソフトシェルクラブの黒胡椒炒め)……最近タイ料理レストランでよく見かけるメニューのひとつ。黒胡椒のピリッとした辛さがアクセントとなっているが、上品で洗練された味付けに仕上がっている

 ターペー門からすぐそばということでロケーション的にもすぐれており、またメニューは、どれも英語とタイ語が併記されており、従業員もほぼ完璧な英語を話すので、チェンマイが初めてで、またタイ語のできない旅行者でも安心して利用できる。
 ツアーでチェンマイに来てフリータイムがあるので、ちょっと豪華にタイ料理を味わってみたい、というようなシチュエーションの場合には特にお勧めできるかもしれない。

 なお、この店は、名前に“カフェ”とついていることからもわかる通り、お茶(とケーキ)だけでの利用も可能で、実際夜の食事帯でもそのような利用をしている客も結構いる。また「Ginger And Cafe」と「The House」の間を入った奥はアンティーク・ショップとブティックになっている。自分の友人によれば、とてもセンスのよいアイテムが揃えられていて、チェンマイに旅行に来た時にはショップだけをのぞきに行くこともあるということなので、もしここに食事に来る機会があればぜひ立ち寄ってみよう。
 営業時間は18:00〜22:30(TAPAS BARは25:00)。

利用すれば航空会社のマイルが貯まる、全国各地の空港駐車場紹介サイト

区切り線

■ホンテオ・イン(一般タイ料理)

場所:ニマーンヘミン通りのアマリリンカムホテルの向かい。ホテルを背にして通りを渡り、20〜30m南に下ったところ
住所:95/17-18 Nantawan Arcade Nimanhaemin Rd.
電話:053-218333、400039

チェンマイ市内西部にあるタイ料理レストラン、ホンテオインの外観写真 “チェンマイの青山通り”とガイドブックなどでは呼ばれ、近年オシャレな飲食店や土産物店が次々とオープンしているニマーンヘミン通りに古くからあるタイ料理の老舗レストラン。友人の話では、彼の奥さんが子供の頃からあると言っているとのことなので、少なくとも25年以上は営業を続けていると思われる。かといってずっと人気店だったというわけではなく、永きにわたってごく普通のレストランだったのだか、1〜2年ほど前にコックが代わって料理の味ががぜんよくなり、それから急に混み出すようになったらしい。

 店はニマーンヘミン通りの北端、アマリリンカムホテルのほぼ真向かいにある。店名の“ホンテオ”は2〜4階建ての家屋を数軒から長いものでは10軒以上つなげたタイ式の長屋のような建物のことで、実際このレストランも土産物店などが入ったホンテオ(英語ではアーケードと呼んでいるようだが)の中の1軒だ。
 木製のドアを開けると、店内はうなぎの寝床のような、幅は狭く奥行きのある、ホンテオの典型的なスタイルをしている。客席は1階と2階に造られているが、後者には上ったことがないので詳細はわからない。1階の手前側は入口を背にして左手に、奥のほうは左右両方に席が設けられている。壁には古い時計やエレファント・キャンプで売られている絵などがかけられ、クラシカルな雰囲気を醸し出している。
 メニューは、この手の店では珍しく英語のみで記載されている。タイ人客がまったくいないというわけではないので、タイ語のものもあるとは思うのだが……。自分のようにタイ語が読める人間にとっては、英語だけの表記だとかえって何の料理なのかわからない不便な一面もある。そこには、最初にセットメニューがいくつか紹介されている。料理内容により、2人向けで430B、440B、450B、520B、4人向け640B、650B(2種類)、690Bとなっている。いずれのコースも、一通りのタイ料理がバランスよく組み合わされている(ご飯もついてくる)ので、タイ料理にあまり詳しくない人やアラカルトで頼むのが面倒というよぅな場合はここからオーダーしてもいいだろう。一品料理のほうも、ヤム(タイ風サラダ)、ゲーンチュート(澄ましスープ)、トムヤム、ゲーンリアン、トムカー、ゲーンクワー、炒め物、ナムプリックから始まってカーオパット(炒飯)やカノムチンを含む麺類までおよそ一通りのタイ料理は揃っており、だいたい100B前後といったところだろうか。ほかに、デザートもかなりの種類が用意されている。
 店の話によると、客の多くは外国人で、日本人の利用も多いとのことで、料理の味付けも全体的に辛さを押さえたマイルドで上品なものになっている。
チェンマイ市内東部にあるタイ料理レストラン、ホンテオインのガイムアントート(チェンマイ風鶏肉の揚げもの)の写真 これまで食してみた料理のいくつかについて感想を記すと、ヤムソムオー(ザボンのヤム)はまさに上記の代表のようなカンジで、辛みが押さえられた非常に上品な味であった。チューチープラチョーン(雷魚のレッドカレーソースがけ)は、店のお勧めメニューのひとつだが、小骨をていねいに取り除き、臭みをなくして柔らかくしっとりとソテーした雷魚の肉に、クリーミーに整えられたレッドカレーソースをかけ回すという作り方は、フレンチの魚料理のような印象すら受けるすばらしい一皿だ。ガイムアントート(チェンマイ風鶏肉の揚げもの)は、料理の味もさることながら、一緒についてくる緑色のタレがちょっと変わっていて、鶏肉の味を引き立てていた。普通ならガイ(鶏肉)を合わせる代わりにエビを合わせたトムカークンは、辛さはほとんど感じられないくらいに抑えられているものの、味のバランスは上品に保たれてあっさりとしたスープに仕上がっていて、好感の持てる出来であった。カイチヨウクラパオクロープは、卵焼き(ガイチヨウ)の上にバジルをカリカリに揚げたものを乗せたユニークな一品で、普通卵料理と言うと真っ先に名前があがるカイヤッサーイ(タイ風オムレツ)とは目先が変わって楽しめる創作料理(?)だ。デザートも種類が豊富だと記したが、その中でも特にお勧めなのは、ブアローイナームキン(ショウガ汁に団子を浮かべたもの)だ。このデザートは、以前プリンスロイヤルカレッジ前の豆乳屋台の店主から作るのに手間がかかって大変だと言う話を聞いたことがあるのだが、この店で出されるものも特に団子に入れられている餡が非常になめらかで、おそらく作るのにかなりの時間がかけられていいると思われる。ショウガ汁と餡入り団子という日本では絶対に出てこない取り合わせのデザートなので、もしこの店で、どれか一品食後に食べるとしたらイチオシだ。ほかにも、ロットチョン(緑色のサンカヤーのゼリーのようなものを甘いココナツミルクに入れたもの)、チャオクェイ(黒いゼリーを砂糖汁に入れたもの)などもなかなかいい味を出していた。
 料理は、どれも全体的に量は少なめなので、2人とかで行っても色々な種類の料理を楽しめるのではないかと思う。

 店の雰囲気も変に気取ったところがなく親しみやすいカンジで、料理のほうも“これは!”というような絶品はないもののどれもレベルは低くなく、十分合格点を与えることができると思う。例えば、初チェンマイでフワイケーオ通り周辺のホテルに宿泊した初日の夕食、などという時には特にお勧めできるだろう。
 なお、店のカードをもらい、次回来店時にそれを見せると10%offというサービスも行っているので、もし一度行って気に入ったらもらっておくとよい。

海外航空券予約なら、完全オンライン予約システムが断然便利![PR]

区切り線

■モシモエル(高級タイ料理&バー)

場所:フワイケーオ通り沿い。チョーンプラターン運河との交差点からチェンマイ大学方向に200mほど行った左側
住所:233 Huaykaew Rd.
電話:053-224728(予約)、089-6351449

市内東部にあるリゾートレストラン“モシモエル”の店内写真 フワイケーオ通りのチェンマイ大学そばにある、オシャレで裕福な若者が集うタイ料理レストラン兼バー。カタカナで書くと上記の通りモシモエルとなるが英語表記は"MO'C MO'L"となり、正式な名称は"モンキー・クラブ&ザ・ムーン・ラバー"と言う。ニマーンヘミン通りソイ9にある、モンキー・クラブというライブハウスのレストラン・バージョンとして運営されている。

 フワイケーオ通りに出ている看板には、店名の下に“Resort Restauramt”と書かれているが、席に着くまでに目に入って来る風景は、まさにそのキャッチフレーズに恥じないものだ。通りを左折して店の敷地に入ると広い駐車場になっているが、すでにその周囲は木に囲まれ、ここが大通りに面していることを一瞬忘れさせる。店そのものは、駐車場の奥の森のようになったエリアの先にある。両脇にトロピカルな木が植えられ、芝が敷き詰められた石畳を通って木に覆われたエントランスをくぐり抜けて中に入ると、右手には大きな池があり、それに面してテラス席が2方に造られ、一方のテラス席の奥にはライブバンドが入る室内席の建物がある。さらに、池の中に渡された木製の通路を使ってエントランス方向に戻るように進んだ先には小さなバーの棟ができており、そこでは酒だけが飲めるようになっているようだ。
 左手のテラス席を抜け池に沿って直角に右折した、エントランスから見て店の最奥部には、今チェンマイでも大人気の日本料理を作る東屋があり、寿司カウンターのようなものまで設けられ、赤提灯がいくつもぶら下げられている。蓮であろうか、水草が浮かび噴水もいくつか造られた池は、夜になると美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気すら漂わせるようになる。天候が許せば、ぜひ池に面したテラス席を取ることをお勧めしたい。
 メニューは、店のロゴがあしらわれたおしゃれなデザインで、英語・タイ語併記のものとタイ語のみのものと2種類あるが、いずれも料理の写真は載っていないので、タイ料理になじみのない人にはちょっと頼みにくいかもしれない(店員が日本語・英語などを話すかは未確認)。おすすめ料理、アペタイザー、フライド・アイテム(揚げ物)、スープ&カレー、パン・フライド(炒め物)、フィッシュ、スパイシー・サラダ(ヤム)、スチーム(蒸し物)、クイック・ワンサーブ(すぐできる“おしのぎ”みたいなものか?)、ステーキ、サラダ、パスタ、そして前述の東屋で作られるのであろう日本料理も当然載っていて、餃子70B、海老天ぷら150B、野菜天ぷら80B、天ぷら盛り合わせ170Bなどとなっている。
 バーも兼ねているくらいなので、ドリンクもウォッカ、テキーラ、ウイスキーからワインクーラーや各種カクテルまで、かなりの種類がラインアップされている。

市内東部にあるリゾートレストラン“モシモエル”のソムタムムークローブの写真 料理は、基本的にどれもがシンプルな真っ白な器に盛りつけられてサーブされるが、皿なら木の葉型、目の形、円形の下1/4をカットしたようなシェイプ……とひとひねりされたものが多く、料理そのものとともに目を楽しませてくれる。
 自分はこの店に行くと、店員に相談しながら料理を決めているが、今まで食したものの中で特に気に入ったのは、上品な味でサクサクした食感がたまらないプーニム・トート・クラティアム(揚げソフトシェルクラブのニンニクがけ)、かなり辛いが決して刺激的というカンジではなく、むしろすっきりとした辛さというような印象を受けるポテーク(海鮮スパイシースープ)、やや厚切りのサーモンにヴィネガーベースのちょっと緑がかったイタリアン風のソースがかけられているフュージョン料理のサーモン・ナポレオン、これまた上品ですっきりとした雑味のないソムタムにカリカリの豚肉の揚げ物が添えられたソムタム・ムークローブ、豚のスペアリブに、何をベースにしているのかはよくわからないが、見た目に比べると薄い味付けの赤いソースがたっぷりとかけられているシークローン・オップ・ムー・ソースBBQといったところであろうか。ちなみに、ご飯はなぜか星の形に盛られてくる。店名にムーン(月)はあるがスター(星)はないのだが……まあ、別にそこまで深い意味があってこの形にしているわけではないのだろうが。なお、日本食については、食べたことがないので詳細についてはわからない。

 近年、チェンマイでは、人々の経済的なレベルの向上に伴って、おしゃれな雰囲気で値段もそれなりに高いレストランが急激に増えている。個人的には、この街に暮らす人たちの全体的なバランスから見ると過当競争ではないかと感じており、近い将来(もう、すでに一部始まっているが)激しい淘汰が行われるのではないかと推測している。
 この「モシモエル」は、そういった店の中でもかなりの投資によって凝った店づくりがなされ、規模も大きく料理の味も一定のレベル以上を保っていると思うが、果たしてこの先厳しい競争環境の中で生き残っていけるのかどうか、非常に興味のあるところだ。
 ロケーション的にはフワイケーオ通り、ニマーンヘミン通り沿いにあるホテルからは近いが、ナイトバザール、ターペー門付近からはかなりの距離があり、ここを訪れるにはトゥクトゥク、ソンテオ、メータータクシーなどを利用しなければならない。しかし、店が面しているフワイケーオ通りは夜遅くなっても交通量が多いので、仮に食事の後にそれらのエリアに戻るとしても、足の確保にそれほど困ることはないだろう。
 日本の都市部では見かけることのないカテゴリである“リゾート・レストラン”を、ここチェンマイで気軽に体験できるという点でも、お勧めできる店である。

海外旅行 ホテル・観光・オプショナルツアーはJHCへ[PR]

区切り線

■パラード・タワンローン(高級タイ料理)

場所:ステープ通りを道が突き当たるまで進んでいったドーイステープの山中にある。チェンマイ大学を過ぎ、カセート貯水池のある交差点を右へ。そこからは店の標識に従っていくつかの分かれ道を左右に曲がりながら行く。ワット・ファーイヒン、動物園裏門などを過ぎながら急勾配の山道を登り降りしながら進んでいくと、大きな滝(パラード滝)が見えてきて店の駐車場になる。
TEL:053-216039、053-216576
WEBSITE:www.palaadtawanron.com
E-MAIL:info@palaadtawanron.com

チェンマイ郊外の山腹にあるレストラン、パラードタワンローンのエントランスの写真 ドーイステープの中腹にある、パラート滝の豪快な流れとチェンマイ市内の夜景の取り合わせがすばらしい、特にカップルにお勧めのタイ料理レストラン。

 上記の場所の説明にある通り、ステープ通りをどんどん西に進み、ドーイステープの山中を走る細い山道をかなり登った先に店はある。途中から道は街灯ひとつなく真っ暗で、ところどころに店の案内表示が出ているものの、初めて行く時には“本当にこの先にレストランがあるのだろうか……”と不安になってくることだろう。
 店に着くと、真っ先に目に飛び込んでくるのは豪快なパラード滝の流れと轟音だろう。駐車場の入口左手はライトアップされた滝になっており、店に入る前にまずその風景にしばし目を奪われる。店の入口は駐車場の右手になっており、レンガ作りの壁に店のロゴデザインがあしらわれた木製の山小屋風のエントランスが作られている。
 店内は大変広く、滝に突き出すように建てられており足元の滝の水が勢いよく流れている様子と同時にチェンマイ市内の夜景が一望できるオープンエアのテラス席、その奥に作られた、滝の流れは見えないものの夜景はおおむね楽しむことのできるテーブル席のエリア、木製の骨組みに蘭などの花がかけられたレンガ作りの壁を基調に、テーブルの上にはローソクが灯された屋内席と大きく3つのパートに分けることができる。当然、一番のお勧めはオープンエアのテラス席なのだが、前日以前に予約しないとまず確保することができないばかりか、予約した時間に1分でも遅れると予約そのものが取り消されてしまう(これは店のすべての予約に共通)という、まったくタイらしくない、というか日本のレストランでも聞いたことのないようなシステムが採用されているので、このレストランを楽しむためには、必ず予約をしてかつ時間には絶対に遅れない、という2点に注意する必要がある。

 メニューは、英語の説明がついたきれいなものが用意されている。料理はだいたい70〜150Bで、エビ、カニや魚系は200〜300Bといったところだろうか。ワインやカクテルなどのドリンクを含め、メニューにはものすごい数の料理が掲載されていてどれを頼んだらいいか困ってしまうかもしれないが、店員のほとんどが英語を話すようなので、迷ったら相談してみるといいだろう。オシャレな制服に身を包んだ彼ら彼女らは、サービスもよく好感が持てる。これまで自分がお勧めなどを聞きながら注文したことのある料理の中では、ムール貝、エビ、カニなどの魚介類と野菜がたっぷり入ったスープがすばらしい風味を醸し出しているポテーク、小さな生のカニとスライスしたマンゴーや赤タマネギを和えてあり、上品な酸味と強烈な辛さのバランスが絶妙の店のオリジナルメニューのヤムプータワンローン、生のコショウがふんだんに使われた上品な辛さが口の中に広がるカニの炒めものヌアプーパットプリックタイダム、豚肉とアスパラガス、ニンジンを炒めソースをかけたものが鉄板でジュージュー音を立てられた状態で供されるチャーンローンタワンローン(店名がついているのでこれも店のスペシャルメニューなのだろう)、濃い目に下味がつけられているが肉がほかの店ではないくらいに柔らかいコームーヤーン(豚の喉肉を焼いたもの)、下に青菜、ニンニク、シイタケなどを敷いた魚をあんかけオイスターソースで炒めたもので、ものすごく奥深い味を出しているプラーカポンジアンなどが特にお勧めできると思う。メニューの中には、大ぶりの川エビとパッカナー(青菜)を茹でたクンメーナームラオデーンのように、ケチャップソースがたっぷりかかった料理がいくつかあるので、タイ料理を楽しみにしている場合は避けたほうがいいだろう(決しておいしくないわけではない)。

チェンマイ郊外の山腹にあるレストラン、パラードタワンローンから見たチェンマイ市街の夜景の写真 しかし、このレストランの料理以上のウリは、冒頭にも記したチェンマイ市内の夜景だ。この店に連れて行ってくれた友人が「ここでは、催していなくても必ずトイレに行ってくださいね。」と言っていたのだが、それはトイレの脇の展望台のようなスペースから見る夜景が息を呑むほど美しいからだ。手前には、滝から流れ落ちる水をわざわざ店のために溜めて作ったのだろうか雰囲気満点にライトアップされた大きな池、その先の遠景には灯りのまたたいたチェンマイ市内の夜景が広がり、その見事さに目を奪われてしばし時間を忘れることだろう。ここには、おそらく夜景を眺めるための望遠鏡が設置されていた(あるいはこれから設置する)と思われる台だけがあるが、実際に望遠鏡からこの景色を眺めることができたら、また一味違った楽しみ方ができるのではないだろうか。とにもかくにも、ここから見る夜景は、チェンマイの旅の中でももっとも印象に残る風景のひとつになることだろう。
 自分は20年近くチェンマイに通い続け、これまで数え切れないほどのレストランで食事をしてきたが、これほどまでに美しい景色が眺められるレストランを訪れたことはない。この店がもし仮に「夜景代」のようなものを取ったとしても、それが適当な額だったら自分なら喜んで支払うだろう。翻って、日本にこのような店があったらどんな風になっているだろうか。おそらく、たいしておいしくもない料理に驚くような高い値段をつけて商売するところだろうが、ここタイでは決してそんなことはしない。もちろん街なかにある食堂などに比べれば確かに値段は高いが、それでも十分納得のいく程度であり、第一料理の味がよい。タイでは、どんなに店から見える景色がよくても、あるいはインテリアや店の雰囲気に凝っていたとしても、肝心の料理の味がよくなければ決して客は来ない、ということを自分はこれまでの経験で知っているが、この店もまさにその経験則からはずれてはいない。

 しかし不思議なのは、この店は明らかに国立公園の中に作られているのだが、どのような経緯で誰がここに店を作ることができたのか、ということだ。聞いたところによると、店の経営には軍関係の大物が関与しているということだが、その辺についてはあまり詮索をせずに料理と夜景を素直に楽しんだほうがいいだろう。なお、店ではVIPカードも発行しており、入会金300Bで会員期間は無制限、現金払いの場合は10%オフ、クレジットカード払いの場合は7%オフという特典を受けられるので、在住の方など頻繁に利用する可能性のある場合は入会するといいだろう。

 店に至る途中の山道は真っ暗で、ひと気のまったくないところをず〜っと通っていくので、バイクでは何かあっても助けなどはまったく呼べない。この店を訪れるなら、一応安全を考えて自動車(旅行者ならホテルで車を手配してもらうのが手っ取り早いし楽)を使うことをお勧めしたい。
 営業時間は11:30から24:00となっているが、この店の最大の売り物はチェンマイ市街の夜景なので、絶対に夜行ったほうがよい。また、平日でも満席になることが多いので予約は必須だが、上記の通り時間に1分でも遅れると予約は取り消されてしまうので、時間には余裕を持って出かけよう。

==========

 2009年、メニューが大きなものから小さな本のようなものに体裁が変わった。それに伴って、オーナーが変わったか料理人が変ったのかはわからないが、料理の味が落ちてしまったような気がする。そのせいか、夜に予約をして行っても以前のように常に満員ということがなく、時々空席も見られるようになった。
 客を増やすためか、自前の足のない人のために帰りのメータータクシーを呼ぶサービスも開始したので、旅行者にも利用しやすくなった。

管理人がチェンマイ旅行で10年以上愛用しているスーツケース[PR]

区切り線

■バーン・ロム・マイ(高級タイ料理)

住所:191/29 Changklan Plaza,Changklan Rd.
TEL:053-820031〜2

チェンマイ市内中心部にあるレストラン、バーンロムマイの店内の写真 ナイトバザールを南にしばらく進んだところに、現在シャングリラホテルの建設が進んでいるが、その南側におそらくホテルの開業を見込んで作られたのであろう、「チャーンクラーン・プラザ」というオシャレなみやげ物屋が立ち並ぶアーケードができている。「バーン・ロム・マイ」は、そのアーケード突き当たりの一番奥まったところにある、2005年3月ごろに新しくオープンした高級タイ料理レストランだ。
 チャーンクラーン通り沿いに英語で小さく“Thai Restraunt”、タイ語で大きく店の名前が書かれたシーバスリーガル(ウイスキー)の看板が出ているのでそれが目印にはなるが、店は通りからは100m以上入ったところにありほとんど見えないので、この看板だけでは普通の旅行者はなかなか店には入って行きにくいのではないだろうか。
 アーケードをずっと進み、大きな木の看板が設置された店の門をくぐると、噴水のある美しいエントランスが目に飛び込んでくる。その左手には個室(ひとつひつの部屋に名前が付けられ、そこを予約している人やグループの名前が門の脇の黒板に書かれている)、右手にはテーブルがいくつか並べられている。さらに奥に進んでいくと2階建ての大きな建物、そしてその前の庭にもキャンドルライトが置かれたテーブル席がいくつも作られている。店の名前(木で陽の翳った家)の通り、敷地内には大きな木が何本も植えられ美しくライトアップされている。建物内部の1階にも席が作られバンドの生演奏が行われているほかバーカウンターあり、バーテンダーがシェイカーを振っていたりする。階段を上がった2階正面には大きな木彫りのガネッシュの像(インドやネパールでは必ずネズミの上に乗っているのだが、ここのはなぜか亀に乗っている)、その両脇には30人くらいが入れるカラオケ付きの個室も用意されており、とても贅沢にスペースを使っている。また、建物の前には小さな川も作られており、より一層涼しげな印象を与えている。
 英語とタイ語併記のメニューは「Pork Food」、「Beef Food」など素材によって大きく分かれているが、そのため同じスープで具の違うものが別々に掲載されていたり、「Northern Thai Food」など素材以外のもので区分されたパートもあるため、注文時には少々料理が探しにくかった。今回のチェンマイ訪問で2回この店を訪れ、プラトートサムンプライ(魚のハーブ揚げ)、パックカナートムークローブ(豚肉のカリカリ揚げと青菜の炒めもの)、トムセップムー(豚肉の入ったイサーン風スープ)、ゴップトートクラティアム(カエルのニンニク揚げ)、ゲーンノーマイムアン(北タイ風のタケノコスープ)、カオパットガイ(鶏肉のチャーハン)、パットサヨテークンソム(エビと青菜の炒めもの)、ヤムヘットイープン(なぜか「日本のキノコ」と呼ばれている、シメジのようなキノコのヤム)などを食べてみた。プラトートサムンプライは、すごくサクサクとした歯ごたえが印象的で、またゴップトートクラテイァムもカエル独特の土臭さが残り好みの分かれるところだとは思うが、皮と身が別々に揚げてあり、これもまた揚げ方が上手だった。この店では、こうした揚げものが一番のお勧めかもしれない。またトムセップムーは、酸っぱさと辛さが一体となっていい味を出しているほか、ゲーンノーマイムアンも生コショウの刺激が強烈で、辛いもの好きにはたまらない一品だろう。
 味以外の特徴としては、写真を見ても分かる通り、一般のタイ料理レストランに比べて一品の量が多い。もし2人くらいで行くなら、3〜4品最初にオーダして、様子を見て追加注文したほうがいいかもしれない。ちなみに、タイのレストランで料理を追加注文すると、出てくるのがすごく遅くなったりすることが多いのだが、ここは2回行って2回とも料理の出てくるのがメチャクチャ早かったので、おそらく大丈夫だと思う。料理は1品60〜100B程度で、雰囲気に比べるととてもリーズナブルだ。

 まだ、店もオープンしたばかりでとてもきれいで、上記の通り外国人旅行者には少々見つけにくいため、来ている客の多くはタイ人で外国人は少なかったが、来年(?)隣にシャングリラホテルがオープンするとレストランと直結すると思われるので、そうするとロケーションからするとダイヤモンドリバーサイドホテルフアン・ボーランのような関係になり、店の雰囲気などもガラッと変わってしまうかもしれない。正直なところ、“チェンマイに来たら、ぜひ!”というほどお勧めの店ではないと思うが、ナイトバザールからも歩いてすぐの立地であり、決して料理の味のレベルが低いわけでないので、十分に利用する価値のあるレストランであることは間違いない。

タイグルメ旅行のための格安航空券探しなら、管理人も利用しているこの会社[PR]

区切り線

■ダラーバー バー&レストラン(高級タイ料理)

場所:市の東部、バムルンラート通り沿いのブリティッシュ・カウンシル向かい。ワローロット市場の北にかかるナコンピン橋からケーオナワラット通りを北東に向かい、バムルンラット通りとの交差点(西南角にBUDSアイスクリームがある)で右折、50mほど行った右側。ターペー門からだと、ターペー通りを東へ進みナワラット橋を渡ってさらに進み、最初の信号(サンパコーイ交差点)を左折、そのまま1kmほど進んだ左手。
住所:113 Bumrungraj Rd. T.Watgate
TEL:053-242491
FAX:053-306338

チェンマイ市内東部にある高級タイ料理レストラン、ダラーバーの外観写真 チェンマイの街の北東部、ケーオナワラット通り沿いのエリアは、プリンスロイヤルカレッジやパヤップ大学などいくつかの学校やマコーミック病院などが広大な面積を占めており、これといった観光スポットや店舗などもないため、旅行者はあまり訪れることはない地域だが、その一角に突如として出現した“超”おしゃれな高級タイ料理レストラン。
 店は、数100坪はあろうかという敷地に建つ一軒家を改築して造られており、通りに面した門を抜けると広いパーキングスペース、その奥に店の建物がある。駐車場の先の階段状になったエントランスを過ぎると、池というか、地面に水を張ったエリアが目に飛び込んでくる。池には飛び石が置かれており、客はそこを渡って店の建物に入るようになっていて、もうすでにこの時点から店の持つ雰囲気を十分楽しむことができるだろう。そしてその先、建物の入口では、センスのよいコスチュームに身を包んだ店員が出迎えてくれる。建物は、壁がほぼ全面ガラス張りになった開放感のある造りで、内部には大人数が座れるダイニングテーブル風と4〜6人が食事ができるリビングソファ風の席が、赤を基調としたフロアライトやクロスなどのインテリアとともにセッティングされている。席と席の間は広くぜいたくに取られており、流されているジャズの音楽、そしてガラス張りの壁と相まってリラックスしながら食事のできる空間を作り出している。座席は、建物を抜けた外のテラスの部分にも設けられている。多くはテーブル席で、こちらも席間のスペースが充分確保されている。テラスの外壁に沿ったシートには、クッションと背もたれが置かれており、座り心地がよい。また、建物を背にして左奥にはブランコのようなもの(ここも客席か?)もあり、一方にそれやガラスの向こう側の建物の中のおしゃれなインテリア、もう一方に隣家との境界を形成している木々を眺めながら、ゆったりと食事を取ることができる。
 肝心の料理であるが、タイ語と英語が併記されているメニューには全部で70種類くらいが並んでいる。多くは一般的なタイ料理で一部北タイ料理が含まれており、100B以下のものはほとんど見あたらない。店員も英語ができるようなので、旅行者も質問・相談しながら料理をオーダーすることが可能だろう。今回、店員のお勧めなどを聞きながらチョイスしたのは、クン・ダラーバー(エビを使ったこの店オリジナルのオードブル)、ポッピア・プー(カニの揚げ春巻)、トム・カー・ガイ(鶏肉のココナツミルクとタイ生姜のスープ)、ゲーン・パネーン・ムー(豚肉の北タイ風カレー)、プラーカポーン・パット・プリックタイダム(魚の黒コショウ炒め)、それにご飯であったが、その中で最も強烈な印象が残ったのは、ゲーン・パネーン・ムーであった。この料理は、チェンマイをはじめ北タイ地方でよく食べられている、辛さがそれほどでもなく水分も少なくて日本のカレーにもちょっと似た料理なのだが、ヘンにしょっぱいものや油っこくてしつこいことが多く、なかなか“これはおいしい!”というものには出会えない。しかし、ここダラーバーのゲーン・パネーンは、口に入れた瞬間、料理を構成するさまざまな材料のひとつひとつの味がクッキリと感じ取れると同時に、それらが微妙なバランスの上に組み合わされてひとつの料理の味としてもまたしっかりとエッジが立っている絶品であった。これまで、自分は色々なところでこのゲーン・パネーンを食べてきたが、今まで食べた中では、間違いなくナンバー1だということができるだろう。個人的には、この店に行ったら必ず注文してほしいと思う逸品だ。
チェンマイ市内東部にある高級タイ料理レストラン、ダラーバーのカニの揚げ春巻きの写真 また、ポッピア・プーは、直径1cm程度、長さは30cm以上もある細長〜い揚げ春巻きをスティック野菜と一緒にガラスのコップ状の器に挿した状態で供され、見た目に美しいだけでなく、皮のカリカリした感触と中にギッシリ詰められたカニ肉の濃厚な風味が楽しめる一品でこれもお勧めだ。そのほかのどの料理も洗練された味つけで、器や盛りつけなど細部に至るまで細かな気遣いが感じられ、好感が持てた。

 これまで、サワチャオでは“おしゃれな”という形容詞をつけて何軒かのレストランを紹介してきたが、それらはいずれも(北)タイ・テイストの建物やインテリアをベースにしており、どちらかというと外国人旅行者が異国(当地)情緒を味わうという意味での“おしゃれ”であったが、この店はそういった雰囲気はほとんど感じられず、純粋に現代的なセンスのよさを感じさせる。聞くところによると、店のオーナーはクルンテープ(バンコク)で花の輸出入の会社を経営する女性だそうだが、店をオープンするにあたっては、おそらくタイ以外の世界各地の色々な店について相当勉強したのではないだろうか。自分は仕事柄、日本で雑誌などに取り上げられているような話題のレストランやバーなどに行く機会も多いのだが、このダラーバーは、インテリアはもとより、店員のファッションや食器、料理の盛りつけにいたるまで、今すぐこのまま東京で言えば代官山や麻布に持って来たとしても十分通用するレベルのセンスである。客はいかにもお金持ち、といったカンジのタイ人カップルやグループが多いようだが、こうした店ができ、そして非常に賑わっているのを見ると、タイも昔に比べたら本当に経済的に豊かになったんだなあ……ということを感じる。彼らと同様に、ここはひとつちょっとファッションにも気合いを入れて、自身もオシャレに振る舞ってみたりすると、このレストランをより一層楽しむことができるのではないだろうか。

発行枚数1億枚以上 世界トップクラスの【信頼】- シティカード[PR]

区切り線

■カーオ・ガップ・ケーン(高級タイ料理)

場所:ナイトバザールからチャーンクラーン通りを南下、スリードーンチャイ通りとの交差点を過ぎてさらに600〜700m行った右側。左手にはエンプレスホテルがあるが、その50〜100mほど手前の向かい

チェンマイ市内中心部にあるレストラン、カーオガップケーンの外観写真 日本のツアーなどもよく使っているエムプレス・ホテルのすぐそばにある、こじんまりとしたタイ料理全般を揃えているレストラン。同ホテルのフード&ビバレッジ部門のマネージャーが独立してオープンした店で、そのためか上の写真の通り店内のインテリアなどもおしゃれなカンジに作られていて、人を接待したりする時にも使えるだろう。店内の装飾だけでなく、料理、サービスもたいへん洗練されていて、ウエイトレスやウエイターも、テーブルに来るたびにきちんとお辞儀をしてオーダーを取ったり料理を持ってきたりしてくれ、とても気持ちがよい。
 ここの名物は「ガイ・プーカオ・ファイ」という料理で、日本語にすると「火山鶏」というような意味だろうか。丸焼きにしたニワトリを鉄串のようなものに刺して立たせワゴンに乗せ、テーブルの前に持ってきてからブランデー(?)をかけて火をつけ、鶏を火だるまにして供してくれる。自分が訪れた時は、ほかにトムヤムクン、トートマンプラー(魚のすり身さつま揚げ風)をはじめ、写真のような料理を食べたが、どれも比較的辛さが抑えられた上品な味付けに仕上がっているので、辛いのが苦手な観光客の人でも安心して食べることができるだろう。料理に、鳥の形にカットされた野菜の飾りがついていたり、ご飯がクマの形に盛られてくるのもおもしろい。高級レストランを除いて、一般のタイ料理店はあまり飾りつけに気を使っていないところが多いので、そんな点でもユニークと言えるのではないだろうか。
 客の多くが白人旅行者らしく、自分が訪れた日も10人ほどのツアー客がガイドに連れられて食事に来ていた。その割には、料理の値段もリーズナブル。なお、ここではタイ語の表記になるべく忠実にと考えて、店名を「カオ・ガップ・ケーン」としたが、店の看板は「KAO GAB KANG」、メニューの表紙は「KAO GAB KAENG」と英語表記されている。

日本←→タイが市内料金で通話できる[PR]

区切り線

■セーンカム・テラス・レストラン(ヌーベルキュイジーヌ風タイ料理)

場所:市の西部を流れる運河に沿って走る道路をハーンドーン方面に、ステープ通りとの交差点からならおよそ6〜7km進むと右手に「バーン・ナイファーン・プロジェクト2nd」という高級住宅街がある。守衛の立っている入口の門をくぐり、そのままさらに1kmほど住宅街の中をまっすぐ進んで行くとクラブハウスが見えてくるが、その2階
住所:Clubhouse Ban Naifan Project2nd
    199/163 T.Maehea A.Muang
TEL&FAX:053-838990

チェンマイ南西部郊外にある高級レストラン、セーンカムテラスの店内写真 チェンマイの南西、というよりもむしろハーンドーンの街に近いところにある超高級住宅街のクラブハウスに併設されたタイ料理レストラン。「バーン・ナイファーン・プロジェクト」と呼ばれるその住宅街は、とてもそこがチェンマイとは思えないような、実にきれいに整備された広大な敷地の中に豪邸が立ち並んでおり、その一角にプールとテニスコートが併設されたすごく大きくて立派なクラブハウスの建物があるのだが、その2階がレストランになっている。店の名前は“金の輝きのテラス”というような意味で、いかにも、というカンジだ。
 クラブハウスの中に入り、石造りの象が左右に置かれた階段を上がっていくと、正面にメインダイニングルームが見えてくる。内部には、シルクのクッションが置かれた高級そうなイスとキャンドルが灯されたテーブルが並べられ、その上には質感のある食器類、それに合わせたような落ち着いたカンジの室内の調度品と細部にまでこだわりが感じられる。ダイニングルームの正面のスペースには自動演奏のピアノも置かれており、音楽を奏でてさらに雰囲気を盛り上げている。また、席は外のテラスにも設けられているので、オープンエアでの食事も可能だ。
 料理は、ヌーベルキュイジーヌ風タイ料理とでも呼べばいいのだろうか、この店ならではのオリジナル・アレンジの加えられたメニューが中心。今回オーダーしたのはヤムタックライ(レモングラスのサラダ。この店の名物料理)、ヘットホームデーッドディオ(シイタケをサッと揚げたもの)、パッタイ(タイ風焼きそば)、トートマンクン(エビのミンチのフライ)、ウンセンパットカイケム(春雨と塩卵の炒めもの)、トムヤムクン、エビのゴマ揚げ、ポッピアユアム(ベトナム風春巻)、カオマンソムタムムー(カーオマンガイの鶏肉のかわりにソムタムとゴマをまぶした豚肉の揚げものが具として添えられている。ゴハンはココナツ(?)を入れて炊かれたものが別の器に入れられてくるので、それを皿にあけて自分で具を乗せて食べる)、デザート(ゴマアイスクリーム、ドリアンアイスクリーム)だったが、どれも辛さが抑えられた上品な味で、タイ料理にあまり慣れていない旅行者でも十分楽しめると思う。一般的なタイ料理を食べ慣れている人にとっては辛さの点で物足りないかもしれないが、しばしば旅行者向けにアレンジされたタイ料理が、辛さだけを取り除いた結果、味のバランスが崩れてしまっておいしさそのものを失ってしまっているのに対して、ここの料理はさすがにそんなことはなく、全体にきちんと味が調えられており、満足できるのではないだろうか。
 自分が行った時には、7人で上記の料理(だいたい各2皿づつ)のほかにハウスワインを2本空け、一人あたりだいたい500Bであった。タイの一般的な食事の値段を考えるとかなり高い気がするが、これだけの雰囲気の中でこれだけの料理を食べられることを考えると、旅行者の実感としてはすごく安いと思う。一緒に食事をした方がおっしゃっていた「高いけど、安いですね。」という表現に妙に納得させられた。
 チェンマイの街から車で15分以上はかかるし、一般道(カナル通り)からも1km以上は離れていると思われ、またその一般道自体も夜はトゥクトゥクやソンテオなどの公共交通機関はほとんど通らないので、自前の足がない場合は必ず帰りの足の確保をしてから行くこと。さもないと、せっかくの楽しい食事の後がとても悲惨なことになることは間違いないと思われる。なお、割と近いところにこの高級住宅街プロジェクトの「1st」があるらしいので、車に行き先を指示する時は「2nd」とハッキリ告げたほうがいいようだ。営業時間は11:00〜22:00で、無休。

セーブ・ザ・チルドレン すべての子どもに明るい未来を届けるために[PR]

区切り線

■サワーイリアン(高級タイ料理)

場所:ピン川左岸を走るチェンマイ−ラムプーン通りを市の中心部から6kmほど南下、第2環状道路との立体交差を右折して200mほど行った左手

住所:308 Moo 1,ChiangMai-Lamphun Rd,Saraphi
TEL:053-322061
FAX:053-322062
WEB:www.swairiang.com

チェンマイの南の郊外にあるレストラン、サワーイリアンの店内写真 チェンマイの南に位置するサーラピーの街の北端を東西に走る第2環状道路沿いにあり、このコーナーで紹介しているル・グランド・ランナーやバーン・スアンと同じカテゴリーに属するオープンエアの高級レストラン。
 通りから石段を登り木製のゲートをくぐると、眼下に店の内部が広がっている。石段を降りた正面にはテーブルとイスが並べられた広々とした客席スペース、その右手にはキッチンと思われる建物があり、自分が行った日にはこの建物の前で火がたかれ、幻想的な雰囲気を醸し出していた。そのさらに奥に進んだ突きあたりのテーブルが並んだ場所は、池(沼?)に突き出した木製のテラスに位置しており、奥行が優に100mはあろうかと思われる池の中央部には屋根のついた舞台がしつらえられている。自分が行った時には使われておらず、舞台は真っ暗な池の上にボンヤリと見えているだけであったが、大型のツアーが来た時やそれ以外でも20,000B(!)を支払えばここでミュージカル仕立てになったドラマ舞踏を見せてくれるという。「カントークディナーとかで見るような民族舞踊ではなく、本格的な演劇ですよ。」と店のマネージャーらしき人は言っていたが、はたしてどんなものであろうか。
 メニューには、一部北タイ料理を含んだタイ料理が数多く揃っている。今回は、店のお勧めなどを聞きながら、オードブル・ムアン(チェンマイ料理のオードブル盛り合わせ)、ペット・サワーイリアン(サワーイリアン風ローストダック)、ヤム・ガイ・ホワ・プリー(バナナのつぼみに盛った鶏肉のヤム)、ゲーン・ペッ・ペット・ヤーン(ローストダックのカレー)、トム・ヤム・クン、クン・ソム・マカーム(エビの揚げものタマリンドソースがけ)、ガイ・ホーイ・バイトーイ(鶏肉のバイトーイ包み焼き。下の写真)、揚げ物などの創作料理(?)を盛り合わせたサワーイリアン・スペシャル、ヤム・プラードック(ナマズのヤム)をオーダーした。全体的に辛味や塩味が押さえられた比較的マイルドな味付けになっているが、どれもちょっとひと手間加えられており料理としての完成度が高く、また盛りつけもオシャレであった。特にクン・ソム・マカームは、香ばしくフライされたエビにちょっと酸味のきいたタマリンドソースの取り合わせが絶妙で、今回食べた料理の中では出色の一品であった。
 唯一残念だったのは、できてからまだそれほど日が経っていないせいか、あるいは店側の教育が十分行き届いていないからなのか、自分たちが店に行くと、客がほかに1組しかいないのにすぐ隣り合わせの席に案内しようとしたり、テーブルセッティングがきちんとできなかったりとサービスの面がイマイチ、ということである。「バーンスアン」の項でも書いたのだが、サワーイリアンのようなタイプの高級レストランは最近チェンマイのあちらこちらにできており“オーバーストア”と言っても過言ではない状況にあるので、タイ式のアバウトなサービスから脱却していかないと、これから先競争に勝ち残っていくのはむずかしいのではないだろうか。

チェンマイの南の郊外にあるレストラン、サワーイリアンのガイホーバイトーイ(鶏肉のバイトーイ包み焼き)の写真 店の正門は第2環状道路に面しているが、駐車場は通りと反対側の店の裏手にあり、そこに車で行く場合は、チェンマイ−ラムプーン通りを環状道路との交差点からさらに100mほど過ぎたところにあるソイ(小道)を入っていくが、店までの道中は夜は街灯もなく真っ暗で、狭い道を何回も折れ曲がっていくカンジになる。途中には案内看板なども出ていないので、地理に不案内な旅行者が自前の足で行くのはちょっとむずかしいかもしれない。トゥクトゥクやソンテオなどで行く場合は、第2環状道路はとても広くて立派な道だが夜はほとんど車が通らないので、帰りの足を確保してから行った方がよい(未確認だが、店で送迎サービスを行っているかもしれない)。
 店が用意しているパンフレットでは、ル・グランド・ランナー同様ここも宿泊施設(9棟のチーク造りのプライベートコテージ)やラーンナー・アユルベーダ(というものが本当にあるのかどうかは知らないが)のスパ、昔の市場を模して作られた土産物屋街の“カート・クム・カーム”(カートはチェンマイ語で市場のこと)などを併設した一大エンタテインメント施設に拡張していく予定とのこと。現在のレストランの客の入り具合からすると“本当にそうなるのか?”と疑問を感じざるを得ないが、市の南部にはこうしたタイプのコンペティターは今のところ見あたらないので、今後の動向に注目していきたい。

旅に暮らしに、ひとクラス上の悦びを ANAダイナースカード[PR]

区切り線

■ホテル「The Chedi ChiangMai」のレストラン(高級タイ料理)

住所:123 Charoenprathet Road,T.Changklan

 管理人様お勧めのレストランLe Grand Lannaと宿泊したホテルThe Chedi ChiangMaiのレストランを訪れました。どちらもきれいで、とても料理のおいしいレストランでした。Le Grand Lannaは皆様の書き込みが多くあり、私たちもとてもいいと思いました。
 ホテルThe Chedi ChiangMaiのレストランは、ピン川に面した静かな場所で、半分はオープンスペースで半分は室内でした。ここではコースメニューを選ばないで、アラカルトメニューにしました。いろいろな料理があったように思いますが、特にタイ特有の料理を選んだりお勧めのタイ料理をたずねたりして、いろいろ食べました。食べる時は2人で取り皿をいただいて分けて食べました。快く用意してくれました。
 メニューにはなかったのですが パッタイについてたずねたところシェフに聞きに行ってくれまして「できます。」と返事をくれました。どの料理も、盛り付けといい味といいとてもセンスのいい料理でした。非常においしいと感じました。
【2人旅さんのレポート】

チェンマイを代表する超高級リゾートホテル「ザ・チェディ・チェンマイ」について[PR]

区切り線

■バーン・スワン・ビュー・ソン(一般タイ料理)

場所:市内から国道1006号線をサンカムペーン方向(東)に向かい、スーパーハイウェイとの交差点を通り越し、第1環状道路とクロスするルイ交差点を過ぎてから2軒目の7-11を越した先にある道(ソイ・トンパオ)を入ってすぐ右側。
住所:114 Moo1 Soi Tonpao T.Tonpao A.San Kamphaeng
TEL:053-338497,053-339114
FAX:053-338548

チェンマイ郊外の松林の中にあるガーデンレストラン“バーンスワンビューソン”のエントランスの松並木の写真 チェンマイから東に8kmほど行った郊外、というか、もはや東隣の傘の街として知られるボーサーンにほど近いところにある、緑の木立の中に建つガーデンレストラン。店名のビューは英語のview、ソンはタイ語でマツ、スギ、ヒノキなどの総称である(*注)。名前の通り、木立を構成する多くは松の木になっており、レストランで敷地内にこれだけの松が生えているところもかなり珍しいのではないだろうか。

 チェンマイとサンカムペーンを結び、近年急に整備が進んだ(タクシン元首相の出身地がサンカムペーンであることとおそらく関係があるだろう)国道1008号線を東に進むと、この地域特産のサー・ペーパーを生産する村(Sa Paper Preservation House)があるが、店は国道からその村へと続く比較的広い道(ソイ・トンパオ)に入ったすぐのところにある。通り沿いに出ている看板には、店のシンボルデザインなのだろうか、松の木が形取られたイラストが出ている。店のゲートをくぐって敷地内に入ると、そこから100mほどは店名の通り両側に松の木がずら〜っと連なる並木道になっており、涼しげな雰囲気を醸し出している。敷地は広大で、そのほとんどが林となっているようだ。
 松並木を抜けるとそこは小さな駐車場になっており、左手と正面にレストランが見えてくる。左手でまず目に飛び込んでくるのは、レストランのメインの建物だ。メインといってもテーブルがせいぜい10卓ほどのこじんまりとした東屋風で、カントリー調のインテリアが周囲の風景によくマッチしている。その奥には、少々貧弱な木製のイスとテーブルのセットが2〜3組用意されている。気候がよければこちらの席のほうが東屋よりもいいだろう。駐車場の正面付近には、15m四方ほどの小さな池が造られており、池に面してこれまた少々貧弱な造りの東屋が3つ4つ造られている。展望が開けないのでそれほどお勧めというわけにはいかないが、これはこれでまったりできるのではないだろうか。なお、大きな木がたくさん生えている林の中、というロケーション上、時期や時間によっては蚊などの虫が出るかもしれない。心配な方は、虫除けスプレーなどを持参したほうがいいかもしれない。

 メニューはタイ語英語併記になっており、膨大な数の料理が掲載されている。おそらく200種類は軽く越えるのではないだろうか。“これ、本当に全部作ることができるの?”と聞きたくなるくらいで、逆にあまりに種類が多いため、何を選んだらいいのか途方にくれてしまうかもしれない。確認してはいないが、おそらく英語はあまり通じないかまったく通じないと思われるので、タイ語ができない場合は英語の記述を見てそれのタイ語を指差す、ということになるだろう。メニューは調理法をベースにして区分されており、メインメニュー、スープ&カレー、スチームディッシュ、ステア&ディープフライド、タイサラダ、ヤム、ボイルド、サパー、デザート、ドリンクに区分されている。値段は、魚料理(120〜150B)を除けばだいたい60〜80Bくらいのものが多い。また、一番最初のページには“Chef's Recommended”もあり、そこから料理をチョイスしていくのもいいだろう。
チェンマイ郊外の松林の中にあるガーデンレストラン“バーンスワンビューソン”のヤムプラータプティムトートサムンプライ(タムティムのハーブ揚げ)の写真 今回は、この店に連れて行ってくれた友人および店のお勧め料理を中心にオーダーしてみた。“3種類のサクサクの具のタイ風サラダ”という意味のヤム・サーム・クローブはかなり辛いが、名前の通りサクサク、カリカリとした食感が楽しめる一品で、ビールのおつまみにはピッタリだ。プーニム・トート・カティアム(ソフトシェルクラブのニンニク揚げ)は、近年タイの少々こじゃれたレストランではたいてい用意しているメニューだが、ソフトシェルクラブのやわらかさと揚げニンニクの香ばしさ、パリパリ感が好対照を成していて好感の持てる仕上がり具合だった。ヤム・プラータプティム・トート・サムンプライ(タムティムのハーブ揚げ)は、カリカリに揚げた魚の上に同じくカリカリに揚げたハーブが山のように盛られている。プラータプティムは、養殖が簡単なのか、現在タイで最もポピュラーな魚のひとつだが、大型で食べ応えはあるものの身にしまりがなく、味もどちらかというと大味で、特に蒸し物などにした場合は自分はあまり好きではないのだが、このような大量のハーブとともに揚げ物にすると、なかなかうまい。タイ人の食材と調理法の組み合わせのセンスのよさがよく出ている料理だと思う。シーフードや野菜など入れ、ハーブと唐辛子で味付けしたスープであるポテークは、トムヤムとはまた違った酸味と辛さのバランスが楽しめる自分の好きなメニューなのだが、この店のは味のバランスがきちんと取れており、なかなかいい味を出していた。しいたけにアスパラガスやニンジンといった各種野菜、エビなどが加えられた炒めもののヘットホーム・パク・ルアムは、日本の中華料理店などでも出てきそうな料理だが、辛いものが苦手な人でも安心して食べられるだろう。

 ドーイステープ国立公園の中にあるパラード・タワンローンのようなわけには行かないが、それでもチェンマイ盆地の中の比較的街に近い郊外で、森とはいかないまでも松がたくさん茂った木立の中に建つというロケーションは、なかなかほかでは見つけることができないのではないだろうか。店は昼間もオープンしている(11:00〜23:00が営業時間となっている)ので、ボーサーンやサンカムペーンに買い物に行った時などには、特に便利だろう。国道1006号線は、サンカムペーンとチェンマイとを結ぶ交通量の多い道でソンテオなどもかなり頻繁に通るので、夜行って自前の足がなくても多少の歩きをがまんすれば、それほど帰りの足の確保も問題になることはないだろう。

≪*注≫タイ教育文化振興協会「日タイ・タイ日辞典」P230

米国の高級ブランド、エアラインクルー御用達バッグ「パスファインダー」[PR]

区切り線

■ブア・レストラン(一般タイ料理)

住所:65 Moo 3 T.Sankamphaeng A.Sankamphaeng
TEL:053-331997、332180
FAX:053-331997

チェンマイの東隣の街サンカムペーンにあるブアレストランの外観写真 チェンマイの街から国道1006号線をずっと東に向かい、傘で有名なボーサーンの街を通り過ぎさらに東に進んだ、もうサンカムペーンの街に近いところにある大型のオープンエア・レストラン。「チェンマイ・カントリー・ガーデン」という高級住宅街の中にあり、国道に面したゲートを通り抜け、ところどころに家がポツンポツンと建っている道を1kmほど進むと左に大きなオランダにあるような風車が見えてくるのでそのままさらに少しまっすぐ行くと店の明かりが見えてくる。住宅地の中は全体に暗く、夜間はバイクだとちょっと怖いカンジだ。
 店は300〜400人は入ろうかというほどの大きさで、聞くところによると歴史は大変古く、クルンテープ(バンコク)をはじめタイ国内に同名の兄弟店があるそうで、店の入口の看板には“8番目の支店”と書かれている。そういった意味では人気のあるレストランなのかもしれない。店内はいくつかのブロックに分かれており、それぞれにテーブルがゆったりとした間隔で、しかし整然と並べられているが、最近市内に次々とオープンしているレストランのような凝った内装などはまったくなく、どちらかというと少々殺風景に感じられるくらいだ。
 出されるメニューは英語・タイ語併記で料理の写真もついたきれいなものだ。チェンマイ料理はほとんど見受けられなかったが、一般的なタイ料理はひと通り揃っており、店のスペシャルメニューのページもある。今回は、店員のお勧めなどを聞きながら料理をオーダーしてみたが、全体的に辛さが抑えられたマイルドな味付けになっており、日ごろ辛〜いものを食べ慣れている人には少々物足りないかもしれない。今回食した中では、強烈な辛さはないが洗練された味付けのゲーン・リアン・スペシャル(店の特製ゲーンリアン)、エビ、魚の浮き袋、カシューナッツの組み合わせで独特の歯ごたえを醸し出していたヤム・サームボーク(ボークは“種類”を意味し、文字通り“3種類のヤム(タイ風サラダ)”という名の料理)、それに焼き方がていねいでタレがいい味を出していたムーサテはなかなかイケると思った。
 自分は土曜日の夜に行ったのだが、客が数組しかおらず“土曜日にこんな状態で商売になるのかしら?”と思ったのだが、店員によれば、昼間はサンカムペーンのおみやげ物屋に来たツアー客などで連日満員になっているとのことで、おそらくそっちが商売の中心になっており、夜の営業はオマケみたいなものなのだろう。それで、料理の味付けが全体に辛さを抑えたものになっているのにも納得がいったのだが、そうしたツアー客に出される料理と、今回自分たちが食べた料理が同じものなのかどうかはわからない。
 なお、料理の値段は60〜100Bでとてもリーズナブル。2人で400Bもあれば、お腹がいっぱいになるだろう(アルコールは別)。

海外旅行の全てが揃うサイト、航空券・ホテル・観光を旅のバスケットで組立[PR]

区切り線

■ヒム・ポーチャナー(一般タイ&中華料理)

住所:131 Moo.10 T.Sanpuloei,A.Doisaket
TEL:09-7556689
FAX:09-6352496

チェンマイの東郊外にあるレストラン、ヒムポーチャナーの外観写真 チェンマイ市内から、国道1006号線をサンカムペーン方面に進み、第3環状道路を左折してさらに1kmほど進んだところにポツンと立つ、大型のガーデンレストラン。もともとは市内北西部のワットチェットヨートの近くのスーパーハイウェイ沿いに店があったのだが、“チェンマイレストランクラブ(協会?)”の理事でもあるオーナーが自宅兼レストランとして同名のまま新たにここにオープンさせた。

 店の敷地はとても広く、数100坪もあろうか。道路から店の門をくぐるとパーキングスペースになっており、その奥にある小さな橋(下を小川が流れている)を渡ると正面と右手に野外のテーブル席、左手には細長い建物が建っており、その中にも席が作られている。前者は席と席の間のところどころに木が植えられ、右手には大きな池も臨め雰囲気がよいが、後者の室内は学校の教室のようなカンジで、ガランとした中にテーブルが整然と並べられており、特に装飾とかに凝っているわけでもなく、何となく殺風景に感じる。雨でも降っているのでなければ、絶対にオープンエアの席を取ったほうがよい。
 料理は一般タイ料理、中華料理をメインに北タイ料理も揃えられており、バリエーションが豊富でどれを頼んでいいのか迷ってしまうほどだが、これまでオーダーしたどの料理もすべて一定以上のレベルを保っているのがすごいと思う。味付けは全体にしつこくなくあっさりとした仕上がりになっているものの、口に入れてみると手をかけて調理していることがわかる。聞くところによると、オーナー自らが料理を作ることもあるということで、おそらく味にはかなりのこだわりを持って経営しているのではないだろうか。
 メニューは英語が併記されており、野菜・鶏・豚・アヒル・魚……と材料によって分けられている。ほとんどの料理は大皿と小皿のどちらかを選んで注文でき、後者で魚料理を除けばだいたい100B前後と、とてもリーズナブルな値段だ。
 これまでに食したもので個人的に特にお勧めできるのは、エビのコリコリ感が抜群のトートマンクン(エビをつぶして団子状にして衣をつけて揚げたもの)、豚の腸をカイパオロー(豚肉とゆで卵の醤油煮)のように中華風に煮てから揚げたもので、しっとりとして奥深い味わいが楽しめるサイムーファイデーン、ほかの店とはどう違うのか正確にはわからないが、すごく複雑な味で辛さ、酸っぱさなどのバランスが絶妙なトムヤムプラー、薄目にカレーの風味がつけられて脂っこくないプーパットポンカリー、魚の浮き袋、揚げたスルメ、カシューナッツを和えた“3種のコリコリしたもののヤム”という意味のヤムサームクローブ、一度油で揚げた魚でダシを取り、そこに魚の頭とタロイモの根を入れさらに専用のタレを加えてから食べる、トムヤムともケーンチュート(トムチュート)とも異なり独特の風味がすばらしいフアプラートムプアック、デザートとしては中華風のルアムミットで、銀杏、ナツメ、ハトムギ、クワイ、ハスの実などが氷とともにシロップに入れられているシェンクンなどがあげられる。
 また、メニューの最初のページは店のお勧め料理になっており、そこには、子豚の丸焼き(要予約。650〜750B)、カキのオムレツ風鉄板焼、中華風オードブル、魚の詰めものなどが載っている。いずれの料理も150〜250Bくらいだ。さらにこの店ではパーティーなどへの出張やケータリングなどのサービスも行っており、結婚式や新築祝いなどで利用する現地の人も多いということだ。

 ヒムレストランのあるエリアは、環状道路の開通に伴って開発が始まったばかりであり、周囲にはところどころにレストランやパブが建っている程度で、夜行くと途中は真っ暗で何となく不安になってくるようなカンジだ。交通量も少なくソンテオやトゥクトゥクなどもほとんど通らないので、ここに行く場合はあらかじめ帰りの足を確保していくことを強くお勧めする。

タイ料理に関する本や現地レストランガイドブックを一発で探す[PR]

区切り線

■ルアンマイ・タイヤイ(大衆食堂兼菓子店)

場所:チャーンプアック通りのタニン市場前の交差点から東に伸びるパッタナー・チャーンプアック通りを800〜900mほど進んだところにあるソイ(小道)を入って100mほど行った左手。お堀の北東角(チェーン・スリプーム)から北に伸びるアサダトーン通りからだと、信号から同通りを100〜200m入ったところにあるソイを右折する形になる。
住所:5 Soi8,Pattana Chang Phuak Rd.
TEL:053-213092、08-94349922

タイヤイ様式の建物が印象的なチェンマイのレストラン、ルアンマイタイヤイの外観写真 市の北部、ラチャパット大学やカムティエン市場からほど近い、閑静な住宅街の中に建つ食堂兼菓子店。店の名前の“ルアンマイ”は木造家屋、“タイヤイ”は民族の名前で、もともとはビルマのシャン州を中心とした一帯に広く分布する(チェンマイにもたくさん住んでいる)、シャン族とも呼ばれる今日のタイ人の祖先にあたる(直訳すると“大きいタイ人”)とされている人々のことである。店名にタイヤイとついていることからタイヤイ料理を出すと思うかもしれないがそうではなく、店のオーナーのおじいさんがタイヤイであることからこの名前になったそうだ。

 市の北部を東西に走る抜け道として最近交通量が増えてきているパッタナー・チャーンプアック通りからソイ(小道)を少し入ったところに店はある。通り沿いには英語併記の小さな看板が出ているが、そこから店そのものを確認するのはおそらく困難であろう。ソイを入って白い壁とタイヤイ式の特徴のある屋根を持った建物を探すと見つけやすい。昼食時には店の前に何台も自動車が止まっているので、それも目印になるかもしれない。
 門を入ると、上に赤いタイ文字で店名と店のトレードマークであるタイヤイ式の住居をモチーフにしたイラストが付けられた木製の店の入口があり、そこをくぐると店内は白い壁の広々とした空間になっている。木製のイスとテーブルが20席ほどはあろうか、背の低いソファ・スタイルのウッドチェアの席も用意されている。通りの塀沿いには小さな池も作られ水草などが植えられているほか、木製のディスプレイテーブルに鉢植えのグリーンも置かれたりしており、決して華美に凝っているわけではないが、まだオープンして時間が経っていないこともあり、清潔でシンプルなしゃれたインテリアだと言えるだろう。右手には16人までが座れ、仕切って個室として利用できるスペースがある。窓の外は小さいながら緑濃い庭になっており、気分よく食事ができるだろう。また、そこではセラドン焼きのコーヒーカップなどをリーズナブルな価格で販売している。その奥はトイレになっているのだが、この店のトイレはこうした低価格の麺類などを中心に扱う食堂には珍しく、非常に凝った造りになっている。
また入って正面はお菓子売り場になっており、木製の棚とレジ・カウンターに乗せられた台にこぎれいに商品がディスプレイされている。まだ自分はここのスイート類は試したことがないので味などはわからないが、種類も豊富でお客の中には食事をせずにお菓子だけを買っていく人もたくさん見受けられることから、かなりの人気があると推測される。
 メニューは、開店当初は木のカバーがつけられ、これまたシンプルながら雰囲気のあるおしゃれなデザインのものに20種類ほどのご飯類などの一皿料理、麺類がラインアップされていたのだが、2007年にヤム(タイ風和え物)、揚げ物などの料理が追加され、ごく普通の紙製のものに変わってしまい個人的には少々残念に思っている。また、2008年後半には、英語の写真付きのメニューができた。載っているのはわずか8種類だけだが、店のイチオシであるカーオムーオプルアンマイタイヤイもあり、お勧め料理をチョイスしているようだ。未確認だが、店員は基本的に英語を解さないようななので、タイ語がわからない人はここから指差しで注文するといいだろう。

 開店当初からメニューに載っていて、自分が食したことのある料理をピックアップしてみると
【ご飯類(スープつき)】
 *カーオムーオプルアンマイタイヤイ(店のオリジナル料理)……トロトロに煮込んだ豚のスペアリブにわずかに甘い味のついたオレンジ色のご飯が添えられている。お勧めの一品
 *カーオムークラティアム
 *カーオクルックガピー
 *カーオラートパットペットクンヨートマプラーオ
 *カーオラートクラパオムー/ガイ/タオフーカイ
 *カーオラートパネーンムー……見た目の色と比べて辛さがかなり押さえられており、辛いものが苦手な人でも問題なく食べられるだろう
 *カーオパットクン/ネーム/プラームック/プー
チェンマイ市内東部にあるレストラン、ルアンマイタイヤイのカーオムーオプルアンマイタイヤイの写真【麺類】
 *カノムチンナームギヨウ/ナームヤー
 *クエティオムートゥム
 *クエティオトムヤム……それほど目立った特徴があるわけではないのだが、酸っぱさ、辛さとすべての味のバランスがよく好感が持てるので、ついつい頼んでしまう
 *カーオソーイ…… 麺に普通のバミー(中華麺)を使っており、スープは比較的サラッとしたカンジで、脂っこくなくあっさりとした味をしている。カーオソーイ・サムーチャイなど専門店と比較するとやはり正直劣る気はするが、決して悪い出来ではない。
 *パッタイ
などとなっており、だいたい25〜30Bくらいの値段になっている。ご飯類に目玉焼きかオムレツを乗せると5B増し、飲み物はフレッシュコーヒーが20B/30B、そのほかは10Bだ。
 料理はどれも比較的上品な味付けで、素材もよいものを使っているように感じられる。一品の量もそれほど多くないので、日本人なら2種類くらいは簡単に平らげることができるだろう。食器も決して高級なものを使っているわけではないが、一般的な大衆食堂のようなプラスチック製ではなく陶器で統一されているほか、調味料類もこじゃれた木の台の入れ物に収められており、店のこだわりが感じられる。なお、新たにメニューに加わったヤムや揚げ物は、まだトライしたことがないので味のほうはわからないが、値段的には70〜100Bといったところだ。

 近年、チェンマイでは麺類やご飯ものといった庶民的な料理を出す食堂で、店のインテリアや器などに凝った(その分値段も若干高い)おしゃれな店が市内のあちらこちらにできている。このルアンマイ・タイヤイもそうした店のひとつに数えることができるだろうが、繁華街でもない目立たない場所にこじんまりとしたシンプルな店造りがなされており、比較的あっさりとした味付けの料理と相まって、自分にとってはランチを取るお気に入りの場所のひとつとなっている。何よりもうれしいのは、タイヤイ・スタイルを前面に押し出した店構えの雰囲気がチェンマイ(北タイ)らしさをふんだんに感じることができる点で、いつ行っても食事のが終わった後もついついマッタリと時間を過ごしてしまう。
 ロケーション的には大通りでもない道からさらにソイ(小道)を入った少々わかりにくいところにあり、タイ語のメニューしかなく日本語はもちろん英語も通じないので、旅行者はなかなか利用しにくい環境にあるかもしれないが、カムティエン市場JJマーケット、また、観光スポットとしても有名な寺院のワット・クータオからもほど近いので、これらに行った際に機会があれば食事に訪れてみてもいいと思う。月曜定休。

歩く機会が多くなるチェンマイの街で履く一足を見つけるなら[PR]

区切り線

■ユイ・ポーチャナー(大衆食堂)

場所:ナコンピン橋からケオ・ナワラット通りをアーケード・バス・ターミナル方向へ進み、バンムンラット通りとの交差点を過ぎて20〜30m行った右側、セブンイレブンの並び

チェンマイ市内東部にある大衆食堂ユイポチャナーの店内の写真 麺類やカレーなどのほかに一品料理などもある、割と大きな食堂。道路に面して、麺のキッチン、炒め物やカレーを並べたバットが置かれたコーナーがあり、店員がいつも忙しく働いている。メニューはタイ語で壁に張られているだけだが、タイ語ができなくてもここで食べたい料理を指差せばOK。

 主食系では、
*カオ・ナー・ペット……アヒルのせごはん。ここの名物、といえるのかどうかわからないが、多くのお客さんが食べている
*バミー・ナーム……スープが薄味で青菜もたくさんのっているヘルシーな作り
*カオ・トム……ガイ(鶏肉)、ペット(アヒル)、プラー(魚)など、好きな具が選べる
 おかず系では、
*パット・ペット……タケノコ、ルークチンなどが入った、ちょっとすっぱくて辛い料理
*パット・クラパオ……豚挽き肉とクラパオ(バジル)の炒め物
などがおいしい。どの料理も20B前後。

とにかく、料理の種類が多いので、何を食べたいか決まってない時とか、何人かで集まって色々食べたい、という時には便利。


| チェンマイ(北タイ)料理の味わえる店 | その他タイ料理の店のページへ |
| タイ料理以外のレストランのページへ | レストランINDEXへ |





HOMEへレポートを書くTOPへ