チェンマイのレストラン(各種タイ料理レストラン)
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■モシモエル(高級タイ料理&バー)
場所:フワイケーオ通り沿い。チョーンプラターン運河との交差点からチェンマイ大学方向に200mほど行った左側
住所:233 Huaykaew Rd.
電話:053-224728(予約)、089-6351449
フワイケーオ通りのチェンマイ大学そばにある、オシャレで裕福な若者が集うタイ料理レストラン兼バー。カタカナで書くと上記の通りモシモエルとなるが英語表記は"MO'C
MO'L"となり、正式な名称は"モンキー・クラブ&ザ・ムーン・ラバー"と言う。ニマーンヘミン通りソイ9にある、モンキー・クラブというライブハウスのレストラン・バージョンとして運営されている。
フワイケーオ通りに出ている看板には、店名の下に“Resort Restauramt”と書かれているが、席に着くまでに目に入って来る風景は、まさにそのキャッチフレーズに恥じないものだ。通りを左折して店の敷地に入ると広い駐車場になっているが、すでにその周囲は木に囲まれ、ここが大通りに面していることを一瞬忘れさせる。店そのものは、駐車場の奥の森のようになったエリアの先にある。両脇にトロピカルな木が植えられ、芝が敷き詰められた石畳を通って木に覆われたエントランスをくぐり抜けて中に入ると、右手には大きな池があり、それに面してテラス席が2方に造られ、一方のテラス席の奥にはライブバンドが入る室内席の建物がある。さらに、池の中に渡された木製の通路を使ってエントランス方向に戻るように進んだ先には小さなバーの棟ができており、そこでは酒だけが飲めるようになっているようだ。
左手のテラス席を抜け池に沿って直角に右折した、エントランスから見て店の最奥部には、今チェンマイでも大人気の日本料理を作る東屋があり、寿司カウンターのようなものまで設けられ、赤提灯がいくつもぶら下げられている。蓮であろうか、水草が浮かび噴水もいくつか造られた池は、夜になると美しくライトアップされ、幻想的な雰囲気すら漂わせるようになる。天候が許せば、ぜひ池に面したテラス席を取ることをお勧めしたい。
メニューは、店のロゴがあしらわれたおしゃれなデザインで、英語・タイ語併記のものとタイ語のみのものと2種類あるが、いずれも料理の写真は載っていないので、タイ料理になじみのない人にはちょっと頼みにくいかもしれない(店員が日本語・英語などを話すかは未確認)。おすすめ料理、アペタイザー、フライド・アイテム(揚げ物)、スープ&カレー、パン・フライド(炒め物)、フィッシュ、スパイシー・サラダ(ヤム)、スチーム(蒸し物)、クイック・ワンサーブ(すぐできる“おしのぎ”みたいなものか?)、ステーキ、サラダ、パスタ、そして前述の東屋で作られるのであろう日本料理も当然載っていて、餃子70B、海老天ぷら150B、野菜天ぷら80B、天ぷら盛り合わせ170Bなどとなっている。
バーも兼ねているくらいなので、ドリンクもウォッカ、テキーラ、ウイスキーからワインクーラーや各種カクテルまで、かなりの種類がラインアップされている。
料理は、基本的にどれもがシンプルな真っ白な器に盛りつけられてサーブされるが、皿なら木の葉型、目の形、円形の下1/4をカットしたようなシェイプ……とひとひねりされたものが多く、料理そのものとともに目を楽しませてくれる。
自分はこの店に行くと、店員に相談しながら料理を決めているが、今まで食したものの中で特に気に入ったのは、上品な味でサクサクした食感がたまらないプーニム・トート・クラティアム(揚げソフトシェルクラブのニンニクがけ)、かなり辛いが決して刺激的というカンジではなく、むしろすっきりとした辛さというような印象を受けるポテーク(海鮮スパイシースープ)、やや厚切りのサーモンにヴィネガーベースのちょっと緑がかったイタリアン風のソースがかけられているフュージョン料理のサーモン・ナポレオン、これまた上品ですっきりとした雑味のないソムタムにカリカリの豚肉の揚げ物が添えられたソムタム・ムークローブ、豚のスペアリブに、何をベースにしているのかはよくわからないが、見た目に比べると薄い味付けの赤いソースがたっぷりとかけられているシークローン・オップ・ムー・ソースBBQといったところであろうか。ちなみに、ご飯はなぜか星の形に盛られてくる。店名にムーン(月)はあるがスター(星)はないのだが……まあ、別にそこまで深い意味があってこの形にしているわけではないのだろうが。なお、日本食については、食べたことがないので詳細についてはわからない。
近年、チェンマイでは、人々の経済的なレベルの向上に伴って、おしゃれな雰囲気で値段もそれなりに高いレストランが急激に増えている。個人的には、この街に暮らす人たちの全体的なバランスから見ると過当競争ではないかと感じており、近い将来(もう、すでに一部始まっているが)激しい淘汰が行われるのではないかと推測している。
この「モシモエル」は、そういった店の中でもかなりの投資によって凝った店づくりがなされ、規模も大きく料理の味も一定のレベル以上を保っていると思うが、果たしてこの先厳しい競争環境の中で生き残っていけるのかどうか、非常に興味のあるところだ。
ロケーション的にはフワイケーオ通り、ニマーンヘミン通り沿いにあるホテルからは近いが、ナイトバザール、ターペー門付近からはかなりの距離があり、ここを訪れるにはトゥクトゥク、ソンテオ、メータータクシーなどを利用しなければならない。しかし、店が面しているフワイケーオ通りは夜遅くなっても交通量が多いので、仮に食事の後にそれらのエリアに戻るとしても、足の確保にそれほど困ることはないだろう。
日本の都市部では見かけることのないカテゴリである“リゾート・レストラン”を、ここチェンマイで気軽に体験できるという点でも、お勧めできる店である。
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■パラード・タワンローン(高級タイ料理)
場所:ステープ通りを道が突き当たるまで進んでいったドーイステープの山中にある。チェンマイ大学を過ぎ、カセート貯水池のある交差点を右へ。そこからは店の標識に従っていくつかの分かれ道を左右に曲がりながら行く。ワット・ファーイヒン、動物園裏門などを過ぎながら急勾配の山道を登り降りしながら進んでいくと、大きな滝(パラード滝)が見えてきて店の駐車場になる。
TEL:053-216039、053-216576
WEBSITE:www.palaadtawanron.com
E-MAIL:info@palaadtawanron.com
ドーイステープの中腹にある、パラート滝の豪快な流れとチェンマイ市内の夜景の取り合わせがすばらしい、特にカップルにお勧めのタイ料理レストラン。
上記の場所の説明にある通り、ステープ通りをどんどん西に進み、ドーイステープの山中を走る細い山道をかなり登った先に店はある。途中から道は街灯ひとつなく真っ暗で、ところどころに店の案内表示が出ているものの、初めて行く時には“本当にこの先にレストランがあるのだろうか……”と不安になってくることだろう。
店に着くと、真っ先に目に飛び込んでくるのは豪快なパラード滝の流れと轟音だろう。駐車場の入口左手はライトアップされた滝になっており、店に入る前にまずその風景にしばし目を奪われる。店の入口は駐車場の右手になっており、レンガ作りの壁に店のロゴデザインがあしらわれた木製の山小屋風のエントランスが作られている。
店内は大変広く、滝に突き出すように建てられており足元の滝の水が勢いよく流れている様子と同時にチェンマイ市内の夜景が一望できるオープンエアのテラス席、その奥に作られた、滝の流れは見えないものの夜景はおおむね楽しむことのできるテーブル席のエリア、木製の骨組みに蘭などの花がかけられたレンガ作りの壁を基調に、テーブルの上にはローソクが灯された屋内席と大きく3つのパートに分けることができる。当然、一番のお勧めはオープンエアのテラス席なのだが、前日以前に予約しないとまず確保することができないばかりか、予約した時間に1分でも遅れると予約そのものが取り消されてしまう(これは店のすべての予約に共通)という、まったくタイらしくない、というか日本のレストランでも聞いたことのないようなシステムが採用されているので、このレストランを楽しむためには、必ず予約をしてかつ時間には絶対に遅れない、という2点に注意する必要がある。
メニューは、英語の説明がついたきれいなものが用意されている。料理はだいたい70〜150Bで、エビ、カニや魚系は200〜300Bといったところだろうか。ワインやカクテルなどのドリンクを含め、メニューにはものすごい数の料理が掲載されていてどれを頼んだらいいか困ってしまうかもしれないが、店員のほとんどが英語を話すようなので、迷ったら相談してみるといいだろう。オシャレな制服に身を包んだ彼ら彼女らは、サービスもよく好感が持てる。これまで自分がお勧めなどを聞きながら注文したことのある料理の中では、ムール貝、エビ、カニなどの魚介類と野菜がたっぷり入ったスープがすばらしい風味を醸し出しているポテーク、小さな生のカニとスライスしたマンゴーや赤タマネギを和えてあり、上品な酸味と強烈な辛さのバランスが絶妙の店のオリジナルメニューのヤムプータワンローン、生のコショウがふんだんに使われた上品な辛さが口の中に広がるカニの炒めものヌアプーパットプリックタイダム、豚肉とアスパラガス、ニンジンを炒めソースをかけたものが鉄板でジュージュー音を立てられた状態で供されるチャーンローンタワンローン(店名がついているのでこれも店のスペシャルメニューなのだろう)、濃い目に下味がつけられているが肉がほかの店ではないくらいに柔らかいコームーヤーン(豚の喉肉を焼いたもの)、下に青菜、ニンニク、シイタケなどを敷いた魚をあんかけオイスターソースで炒めたもので、ものすごく奥深い味を出しているプラーカポンジアンなどが特にお勧めできると思う。メニューの中には、大ぶりの川エビとパッカナー(青菜)を茹でたクンメーナームラオデーンのように、ケチャップソースがたっぷりかかった料理がいくつかあるので、タイ料理を楽しみにしている場合は避けたほうがいいだろう(決しておいしくないわけではない)。
しかし、このレストランの料理以上のウリは、冒頭にも記したチェンマイ市内の夜景だ。この店に連れて行ってくれた友人が「ここでは、催していなくても必ずトイレに行ってくださいね。」と言っていたのだが、それはトイレの脇の展望台のようなスペースから見る夜景が息を呑むほど美しいからだ。手前には、滝から流れ落ちる水をわざわざ店のために溜めて作ったのだろうか雰囲気満点にライトアップされた大きな池、その先の遠景には灯りのまたたいたチェンマイ市内の夜景が広がり、その見事さに目を奪われてしばし時間を忘れることだろう。ここには、おそらく夜景を眺めるための望遠鏡が設置されていた(あるいはこれから設置する)と思われる台だけがあるが、実際に望遠鏡からこの景色を眺めることができたら、また一味違った楽しみ方ができるのではないだろうか。とにもかくにも、ここから見る夜景は、チェンマイの旅の中でももっとも印象に残る風景のひとつになることだろう。
自分は20年近くチェンマイに通い続け、これまで数え切れないほどのレストランで食事をしてきたが、これほどまでに美しい景色が眺められるレストランを訪れたことはない。この店がもし仮に「夜景代」のようなものを取ったとしても、それが適当な額だったら自分なら喜んで支払うだろう。翻って、日本にこのような店があったらどんな風になっているだろうか。おそらく、たいしておいしくもない料理に驚くような高い値段をつけて商売するところだろうが、ここタイでは決してそんなことはしない。もちろん街なかにある食堂などに比べれば確かに値段は高いが、それでも十分納得のいく程度であり、第一料理の味がよい。タイでは、どんなに店から見える景色がよくても、あるいはインテリアや店の雰囲気に凝っていたとしても、肝心の料理の味がよくなければ決して客は来ない、ということを自分はこれまでの経験で知っているが、この店もまさにその経験則からはずれてはいない。
しかし不思議なのは、この店は明らかに国立公園の中に作られているのだが、どのような経緯で誰がここに店を作ることができたのか、ということだ。聞いたところによると、店の経営には軍関係の大物が関与しているということだが、その辺についてはあまり詮索をせずに料理と夜景を素直に楽しんだほうがいいだろう。なお、店ではVIPカードも発行しており、入会金300Bで会員期間は無制限、現金払いの場合は10%オフ、クレジットカード払いの場合は7%オフという特典を受けられるので、在住の方など頻繁に利用する可能性のある場合は入会するといいだろう。
店に至る途中の山道は真っ暗で、ひと気のまったくないところをず〜っと通っていくので、バイクでは何かあっても助けなどはまったく呼べない。この店を訪れるなら、一応安全を考えて自動車(旅行者ならホテルで車を手配してもらうのが手っ取り早いし楽)を使うことをお勧めしたい。
営業時間は11:30から24:00となっているが、この店の最大の売り物はチェンマイ市街の夜景なので、絶対に夜行ったほうがよい。また、平日でも満席になることが多いので予約は必須だが、上記の通り時間に1分でも遅れると予約は取り消されてしまうので、時間には余裕を持って出かけよう。
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■バーン・ロム・マイ(高級タイ料理)
住所:191/29 Changklan Plaza,Changklan Rd.
TEL:053-820031〜2
ナイトバザールを南にしばらく進んだところに、現在シャングリラホテルの建設が進んでいるが、その南側におそらくホテルの開業を見込んで作られたのであろう、「チャーンクラーン・プラザ」というオシャレなみやげ物屋が立ち並ぶアーケードができている。「バーン・ロム・マイ」は、そのアーケード突き当たりの一番奥まったところにある、2005年3月ごろに新しくオープンした高級タイ料理レストランだ。
チャーンクラーン通り沿いに英語で小さく“Thai Restraunt”、タイ語で大きく店の名前が書かれたシーバスリーガル(ウイスキー)の看板が出ているのでそれが目印にはなるが、店は通りからは100m以上入ったところにありほとんど見えないので、この看板だけでは普通の旅行者はなかなか店には入って行きにくいのではないだろうか。
アーケードをずっと進み、大きな木の看板が設置された店の門をくぐると、噴水のある美しいエントランスが目に飛び込んでくる。その左手には個室(ひとつひつの部屋に名前が付けられ、そこを予約している人やグループの名前が門の脇の黒板に書かれている)、右手にはテーブルがいくつか並べられている。さらに奥に進んでいくと2階建ての大きな建物、そしてその前の庭にもキャンドルライトが置かれたテーブル席がいくつも作られている。店の名前(木で陽の翳った家)の通り、敷地内には大きな木が何本も植えられ美しくライトアップされている。建物内部の1階にも席が作られバンドの生演奏が行われているほかバーカウンターあり、バーテンダーがシェイカーを振っていたりする。階段を上がった2階正面には大きな木彫りのガネッシュの像(インドやネパールでは必ずネズミの上に乗っているのだが、ここのはなぜか亀に乗っている)、その両脇には30人くらいが入れるカラオケ付きの個室も用意されており、とても贅沢にスペースを使っている。また、建物の前には小さな川も作られており、より一層涼しげな印象を与えている。
英語とタイ語併記のメニューは「Pork Food」、「Beef Food」など素材によって大きく分かれているが、そのため同じスープで具の違うものが別々に掲載されていたり、「Northern Thai Food」など素材以外のもので区分されたパートもあるため、注文時には少々料理が探しにくかった。今回のチェンマイ訪問で2回この店を訪れ、プラトートサムンプライ(魚のハーブ揚げ)、パックカナートムークローブ(豚肉のカリカリ揚げと青菜の炒めもの)、トムセップムー(豚肉の入ったイサーン風スープ)、ゴップトートクラティアム(カエルのニンニク揚げ)、ゲーンノーマイムアン(北タイ風のタケノコスープ)、カオパットガイ(鶏肉のチャーハン)、パットサヨテークンソム(エビと青菜の炒めもの)、ヤムヘットイープン(なぜか「日本のキノコ」と呼ばれている、シメジのようなキノコのヤム)などを食べてみた。プラトートサムンプライは、すごくサクサクとした歯ごたえが印象的で、またゴップトートクラテイァムもカエル独特の土臭さが残り好みの分かれるところだとは思うが、皮と身が別々に揚げてあり、これもまた揚げ方が上手だった。この店では、こうした揚げものが一番のお勧めかもしれない。またトムセップムーは、酸っぱさと辛さが一体となっていい味を出しているほか、ゲーンノーマイムアンも生コショウの刺激が強烈で、辛いもの好きにはたまらない一品だろう。
味以外の特徴としては、写真を見ても分かる通り、一般のタイ料理レストランに比べて一品の量が多い。もし2人くらいで行くなら、3〜4品最初にオーダして、様子を見て追加注文したほうがいいかもしれない。ちなみに、タイのレストランで料理を追加注文すると、出てくるのがすごく遅くなったりすることが多いのだが、ここは2回行って2回とも料理の出てくるのがメチャクチャ早かったので、おそらく大丈夫だと思う。料理は1品60〜100B程度で、雰囲気に比べるととてもリーズナブルだ。
まだ、店もオープンしたばかりでとてもきれいで、上記の通り外国人旅行者には少々見つけにくいため、来ている客の多くはタイ人で外国人は少なかったが、来年(?)隣にシャングリラホテルがオープンするとレストランと直結すると思われるので、そうするとロケーションからするとダイヤモンドリバーサイドホテルとフアン・ボーランのような関係になり、店の雰囲気などもガラッと変わってしまうかもしれない。正直なところ、“チェンマイに来たら、ぜひ!”というほどお勧めの店ではないと思うが、ナイトバザールからも歩いてすぐの立地であり、決して料理の味のレベルが低いわけでないので、十分に利用する価値のあるレストランであることは間違いない。
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■ダラーバー バー&レストラン(高級タイ料理)
場所:市の東部、バムルンラート通り沿いのブリティッシュ・カウンシル向かい。ワローロット市場の北にかかるナコンピン橋からケーオナワラット通りを北東に向かい、バムルンラット通りとの交差点(西南角にBUDSアイスクリームがある)で右折、50mほど行った右側。ターペー門からだと、ターペー通りを東へ進みナワラット橋を渡ってさらに進み、最初の信号(サンパコーイ交差点)を左折、そのまま1kmほど進んだ左手。
住所:113 Bumrungraj Rd. T.Watgate
TEL:053-242491
FAX:053-306338
チェンマイの街の北東部、ケーオナワラット通り沿いのエリアは、プリンスロイヤルカレッジやパヤップ大学などいくつかの学校やマコーミック病院などが広大な面積を占めており、これといった観光スポットや店舗などもないため、旅行者はあまり訪れることはない地域だが、その一角に突如として出現した“超”おしゃれな高級タイ料理レストラン。
店は、数100坪はあろうかという敷地に建つ一軒家を改築して造られており、通りに面した門を抜けると広いパーキングスペース、その奥に店の建物がある。駐車場の先の階段状になったエントランスを過ぎると、池というか、地面に水を張ったエリアが目に飛び込んでくる。池には飛び石が置かれており、客はそこを渡って店の建物に入るようになっていて、もうすでにこの時点から店の持つ雰囲気を十分楽しむことができるだろう。そしてその先、建物の入口では、センスのよいコスチュームに身を包んだ店員が出迎えてくれる。建物は、壁がほぼ全面ガラス張りになった開放感のある造りで、内部には大人数が座れるダイニングテーブル風と4〜6人が食事ができるリビングソファ風の席が、赤を基調としたフロアライトやクロスなどのインテリアとともにセッティングされている。席と席の間は広くぜいたくに取られており、流されているジャズの音楽、そしてガラス張りの壁と相まってリラックスしながら食事のできる空間を作り出している。座席は、建物を抜けた外のテラスの部分にも設けられている。多くはテーブル席で、こちらも席間のスペースが充分確保されている。テラスの外壁に沿ったシートには、クッションと背もたれが置かれており、座り心地がよい。また、建物を背にして左奥にはブランコのようなもの(ここも客席か?)もあり、一方にそれやガラスの向こう側の建物の中のおしゃれなインテリア、もう一方に隣家との境界を形成している木々を眺めながら、ゆったりと食事を取ることができる。
肝心の料理であるが、タイ語と英語が併記されているメニューには全部で70種類くらいが並んでいる。多くは一般的なタイ料理で一部北タイ料理が含まれており、100B以下のものはほとんど見あたらない。店員も英語ができるようなので、旅行者も質問・相談しながら料理をオーダーすることが可能だろう。今回、店員のお勧めなどを聞きながらチョイスしたのは、クン・ダラーバー(エビを使ったこの店オリジナルのオードブル)、ポッピア・プー(カニの揚げ春巻)、トム・カー・ガイ(鶏肉のココナツミルクとタイ生姜のスープ)、ゲーン・パネーン・ムー(豚肉の北タイ風カレー)、プラーカポーン・パット・プリックタイダム(魚の黒コショウ炒め)、それにご飯であったが、その中で最も強烈な印象が残ったのは、ゲーン・パネーン・ムーであった。この料理は、チェンマイをはじめ北タイ地方でよく食べられている、辛さがそれほどでもなく水分も少なくて日本のカレーにもちょっと似た料理なのだが、ヘンにしょっぱいものや油っこくてしつこいことが多く、なかなか“これはおいしい!”というものには出会えない。しかし、ここダラーバーのゲーン・パネーンは、口に入れた瞬間、料理を構成するさまざまな材料のひとつひとつの味がクッキリと感じ取れると同時に、それらが微妙なバランスの上に組み合わされてひとつの料理の味としてもまたしっかりとエッジが立っている絶品であった。これまで、自分は色々なところでこのゲーン・パネーンを食べてきたが、今まで食べた中では、間違いなくナンバー1だということができるだろう。個人的には、この店に行ったら必ず注文してほしいと思う逸品だ。
また、ポッピア・プーは、直径1cm程度、長さは30cm以上もある細長〜い揚げ春巻きをスティック野菜と一緒にガラスのコップ状の器に挿した状態で供され、見た目に美しいだけでなく、皮のカリカリした感触と中にギッシリ詰められたカニ肉の濃厚な風味が楽しめる一品でこれもお勧めだ。そのほかのどの料理も洗練された味つけで、器や盛りつけなど細部に至るまで細かな気遣いが感じられ、好感が持てた。
これまで、サワチャオでは“おしゃれな”という形容詞をつけて何軒かのレストランを紹介してきたが、それらはいずれも(北)タイ・テイストの建物やインテリアをベースにしており、どちらかというと外国人旅行者が異国(当地)情緒を味わうという意味での“おしゃれ”であったが、この店はそういった雰囲気はほとんど感じられず、純粋に現代的なセンスのよさを感じさせる。聞くところによると、店のオーナーはクルンテープ(バンコク)で花の輸出入の会社を経営する女性だそうだが、店をオープンするにあたっては、おそらくタイ以外の世界各地の色々な店について相当勉強したのではないだろうか。自分は仕事柄、日本で雑誌などに取り上げられているような話題のレストランやバーなどに行く機会も多いのだが、このダラーバーは、インテリアはもとより、店員のファッションや食器、料理の盛りつけにいたるまで、今すぐこのまま東京で言えば代官山や麻布に持って来たとしても十分通用するレベルのセンスである。客はいかにもお金持ち、といったカンジのタイ人カップルやグループが多いようだが、こうした店ができ、そして非常に賑わっているのを見ると、タイも昔に比べたら本当に経済的に豊かになったんだなあ……ということを感じる。彼らと同様に、ここはひとつちょっとファッションにも気合いを入れて、自身もオシャレに振る舞ってみたりすると、このレストランをより一層楽しむことができるのではないだろうか。
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■カーオ・ガップ・ケーン(高級タイ料理)
場所:ナイトバザールからチャーンクラーン通りを南下、スリードーンチャイ通りとの交差点を過ぎてさらに600〜700m行った右側。左手にはエンプレスホテルがあるが、その50〜100mほど手前の向かい
日本のツアーなどもよく使っているエムプレス・ホテルのすぐそばにある、こじんまりとしたタイ料理全般を揃えているレストラン。同ホテルのフード&ビバレッジ部門のマネージャーが独立してオープンした店で、そのためか上の写真の通り店内のインテリアなどもおしゃれなカンジに作られていて、人を接待したりする時にも使えるだろう。店内の装飾だけでなく、料理、サービスもたいへん洗練されていて、ウエイトレスやウエイターも、テーブルに来るたびにきちんとお辞儀をしてオーダーを取ったり料理を持ってきたりしてくれ、とても気持ちがよい。
ここの名物は「ガイ・プーカオ・ファイ」という料理で、日本語にすると「火山鶏」というような意味だろうか。丸焼きにしたニワトリを鉄串のようなものに刺して立たせワゴンに乗せ、テーブルの前に持ってきてからブランデー(?)をかけて火をつけ、鶏を火だるまにして供してくれる。自分が訪れた時は、ほかにトムヤムクン、トートマンプラー(魚のすり身さつま揚げ風)をはじめ、写真のような料理を食べたが、どれも比較的辛さが抑えられた上品な味付けに仕上がっているので、辛いのが苦手な観光客の人でも安心して食べることができるだろう。料理に、鳥の形にカットされた野菜の飾りがついていたり、ご飯がクマの形に盛られてくるのもおもしろい。高級レストランを除いて、一般のタイ料理店はあまり飾りつけに気を使っていないところが多いので、そんな点でもユニークと言えるのではないだろうか。
客の多くが白人旅行者らしく、自分が訪れた日も10人ほどのツアー客がガイドに連れられて食事に来ていた。その割には、料理の値段もリーズナブル。なお、ここではタイ語の表記になるべく忠実にと考えて、店名を「カオ・ガップ・ケーン」としたが、店の看板は「KAO GAB KANG」、メニューの表紙は「KAO GAB KAENG」と英語表記されている。
■セーンカム・テラス・レストラン(ヌーベルキュイジーヌ風タイ料理)
場所:市の西部を流れる運河に沿って走る道路をハーンドーン方面に、ステープ通りとの交差点からならおよそ6〜7km進むと右手に「バーン・ナイファーン・プロジェクト2nd」という高級住宅街がある。守衛の立っている入口の門をくぐり、そのままさらに1kmほど住宅街の中をまっすぐ進んで行くとクラブハウスが見えてくるが、その2階
住所:Clubhouse Ban Naifan Project2nd
199/163 T.Maehea A.Muang
TEL&FAX:053-838990
チェンマイの南西、というよりもむしろハーンドーンの街に近いところにある超高級住宅街のクラブハウスに併設されたタイ料理レストラン。「バーン・ナイファーン・プロジェクト」と呼ばれるその住宅街は、とてもそこがチェンマイとは思えないような、実にきれいに整備された広大な敷地の中に豪邸が立ち並んでおり、その一角にプールとテニスコートが併設されたすごく大きくて立派なクラブハウスの建物があるのだが、その2階がレストランになっている。店の名前は“金の輝きのテラス”というような意味で、いかにも、というカンジだ。
クラブハウスの中に入り、石造りの象が左右に置かれた階段を上がっていくと、正面にメインダイニングルームが見えてくる。内部には、シルクのクッションが置かれた高級そうなイスとキャンドルが灯されたテーブルが並べられ、その上には質感のある食器類、それに合わせたような落ち着いたカンジの室内の調度品と細部にまでこだわりが感じられる。ダイニングルームの正面のスペースには自動演奏のピアノも置かれており、音楽を奏でてさらに雰囲気を盛り上げている。また、席は外のテラスにも設けられているので、オープンエアでの食事も可能だ。
料理は、ヌーベルキュイジーヌ風タイ料理とでも呼べばいいのだろうか、この店ならではのオリジナル・アレンジの加えられたメニューが中心。今回オーダーしたのはヤムタックライ(レモングラスのサラダ。この店の名物料理)、ヘットホームデーッドディオ(シイタケをサッと揚げたもの)、パッタイ(タイ風焼きそば)、トートマンクン(エビのミンチのフライ)、ウンセンパットカイケム(春雨と塩卵の炒めもの)、トムヤムクン、エビのゴマ揚げ、ポッピアユアム(ベトナム風春巻)、カオマンソムタムムー(カーオマンガイの鶏肉のかわりにソムタムとゴマをまぶした豚肉の揚げものが具として添えられている。ゴハンはココナツ(?)を入れて炊かれたものが別の器に入れられてくるので、それを皿にあけて自分で具を乗せて食べる)、デザート(ゴマアイスクリーム、ドリアンアイスクリーム)だったが、どれも辛さが抑えられた上品な味で、タイ料理にあまり慣れていない旅行者でも十分楽しめると思う。一般的なタイ料理を食べ慣れている人にとっては辛さの点で物足りないかもしれないが、しばしば旅行者向けにアレンジされたタイ料理が、辛さだけを取り除いた結果、味のバランスが崩れてしまっておいしさそのものを失ってしまっているのに対して、ここの料理はさすがにそんなことはなく、全体にきちんと味が調えられており、満足できるのではないだろうか。
自分が行った時には、7人で上記の料理(だいたい各2皿づつ)のほかにハウスワインを2本空け、一人あたりだいたい500Bであった。タイの一般的な食事の値段を考えるとかなり高い気がするが、これだけの雰囲気の中でこれだけの料理を食べられることを考えると、旅行者の実感としてはすごく安いと思う。一緒に食事をした方がおっしゃっていた「高いけど、安いですね。」という表現に妙に納得させられた。
チェンマイの街から車で15分以上はかかるし、一般道(カナル通り)からも1km以上は離れていると思われ、またその一般道自体も夜はトゥクトゥクやソンテオなどの公共交通機関はほとんど通らないので、自前の足がない場合は必ず帰りの足の確保をしてから行くこと。さもないと、せっかくの楽しい食事の後がとても悲惨なことになることは間違いないと思われる。なお、割と近いところにこの高級住宅街プロジェクトの「1st」があるらしいので、車に行き先を指示する時は「2nd」とハッキリ告げたほうがいいようだ。営業時間は11:00〜22:00で、無休。
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■サワーイリアン(高級タイ料理)
場所:ピン川左岸を走るチェンマイ−ラムプーン通りを市の中心部から6kmほど南下、第2環状道路との立体交差を右折して200mほど行った左手
住所:308 Moo 1,ChiangMai-Lamphun Rd,Saraphi
TEL:053-322061
FAX:053-322062
WEB:www.swairiang.com
チェンマイの南に位置するサーラピーの街の北端を東西に走る第2環状道路沿いにあり、このコーナーで紹介しているル・グランド・ランナーやバーン・スアンと同じカテゴリーに属するオープンエアの高級レストラン。
通りから石段を登り木製のゲートをくぐると、眼下に店の内部が広がっている。石段を降りた正面にはテーブルとイスが並べられた広々とした客席スペース、その右手にはキッチンと思われる建物があり、自分が行った日にはこの建物の前で火がたかれ、幻想的な雰囲気を醸し出していた。そのさらに奥に進んだ突きあたりのテーブルが並んだ場所は、池(沼?)に突き出した木製のテラスに位置しており、奥行が優に100mはあろうかと思われる池の中央部には屋根のついた舞台がしつらえられている。自分が行った時には使われておらず、舞台は真っ暗な池の上にボンヤリと見えているだけであったが、大型のツアーが来た時やそれ以外でも20,000B(!)を支払えばここでミュージカル仕立てになったドラマ舞踏を見せてくれるという。「カントークディナーとかで見るような民族舞踊ではなく、本格的な演劇ですよ。」と店のマネージャーらしき人は言っていたが、はたしてどんなものであろうか。
メニューには、一部北タイ料理を含んだタイ料理が数多く揃っている。今回は、店のお勧めなどを聞きながら、オードブル・ムアン(チェンマイ料理のオードブル盛り合わせ)、ペット・サワーイリアン(サワーイリアン風ローストダック)、ヤム・ガイ・ホワ・プリー(バナナのつぼみに盛った鶏肉のヤム)、ゲーン・ペッ・ペット・ヤーン(ローストダックのカレー)、トム・ヤム・クン、クン・ソム・マカーム(エビの揚げものタマリンドソースがけ)、ガイ・ホーイ・バイトーイ(鶏肉のバイトーイ包み焼き。下の写真)、揚げ物などの創作料理(?)を盛り合わせたサワーイリアン・スペシャル、ヤム・プラードック(ナマズのヤム)をオーダーした。全体的に辛味や塩味が押さえられた比較的マイルドな味付けになっているが、どれもちょっとひと手間加えられており料理としての完成度が高く、また盛りつけもオシャレであった。特にクン・ソム・マカームは、香ばしくフライされたエビにちょっと酸味のきいたタマリンドソースの取り合わせが絶妙で、今回食べた料理の中では出色の一品であった。
唯一残念だったのは、できてからまだそれほど日が経っていないせいか、あるいは店側の教育が十分行き届いていないからなのか、自分たちが店に行くと、客がほかに1組しかいないのにすぐ隣り合わせの席に案内しようとしたり、テーブルセッティングがきちんとできなかったりとサービスの面がイマイチ、ということである。「バーンスアン」の項でも書いたのだが、サワーイリアンのようなタイプの高級レストランは最近チェンマイのあちらこちらにできており“オーバーストア”と言っても過言ではない状況にあるので、タイ式のアバウトなサービスから脱却していかないと、これから先競争に勝ち残っていくのはむずかしいのではないだろうか。
店の正門は第2環状道路に面しているが、駐車場は通りと反対側の店の裏手にあり、そこに車で行く場合は、チェンマイ−ラムプーン通りを環状道路との交差点からさらに100mほど過ぎたところにあるソイ(小道)を入っていくが、店までの道中は夜は街灯もなく真っ暗で、狭い道を何回も折れ曲がっていくカンジになる。途中には案内看板なども出ていないので、地理に不案内な旅行者が自前の足で行くのはちょっとむずかしいかもしれない。トゥクトゥクやソンテオなどで行く場合は、第2環状道路はとても広くて立派な道だが夜はほとんど車が通らないので、帰りの足を確保してから行った方がよい(未確認だが、店で送迎サービスを行っているかもしれない)。
店が用意しているパンフレットでは、ル・グランド・ランナー同様ここも宿泊施設(9棟のチーク造りのプライベートコテージ)やラーンナー・アユルベーダ(というものが本当にあるのかどうかは知らないが)のスパ、昔の市場を模して作られた土産物屋街の“カート・クム・カーム”(カートはチェンマイ語で市場のこと)などを併設した一大エンタテインメント施設に拡張していく予定とのこと。現在のレストランの客の入り具合からすると“本当にそうなるのか?”と疑問を感じざるを得ないが、市の南部にはこうしたタイプのコンペティターは今のところ見あたらないので、今後の動向に注目していきたい。
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■ホテル「The Chedi ChiangMai」のレストラン(高級タイ料理)
住所:123 Charoenprathet Road,T.Changklan
管理人様お勧めのレストランLe Grand Lannaと宿泊したホテルThe Chedi ChiangMaiのレストランを訪れました。どちらもきれいで、とても料理のおいしいレストランでした。Le Grand Lannaは皆様の書き込みが多くあり、私たちもとてもいいと思いました。
ホテルThe Chedi ChiangMaiのレストランは、ピン川に面した静かな場所で、半分はオープンスペースで半分は室内でした。ここではコースメニューを選ばないで、アラカルトメニューにしました。いろいろな料理があったように思いますが、特にタイ特有の料理を選んだりお勧めのタイ料理をたずねたりして、いろいろ食べました。食べる時は2人で取り皿をいただいて分けて食べました。快く用意してくれました。
メニューにはなかったのですが パッタイについてたずねたところシェフに聞きに行ってくれまして「できます。」と返事をくれました。どの料理も、盛り付けといい味といいとてもセンスのいい料理でした。非常においしいと感じました。
【2人旅さんのレポート】
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■ブア・レストラン(一般タイ料理)
住所:65 Moo 3 T.Sankamphaeng A.Sankamphaeng
TEL:053-331997、332180
FAX:053-331997
チェンマイの街から国道1006号線をずっと東に向かい、傘で有名なボーサーンの街を通り過ぎさらに東に進んだ、もうサンカムペーンの街に近いところにある大型のオープンエア・レストラン。「チェンマイ・カントリー・ガーデン」という高級住宅街の中にあり、国道に面したゲートを通り抜け、ところどころに家がポツンポツンと建っている道を1kmほど進むと左に大きなオランダにあるような風車が見えてくるのでそのままさらに少しまっすぐ行くと店の明かりが見えてくる。住宅地の中は全体に暗く、夜間はバイクだとちょっと怖いカンジだ。
店は300〜400人は入ろうかというほどの大きさで、聞くところによると歴史は大変古く、クルンテープ(バンコク)をはじめタイ国内に同名の兄弟店があるそうで、店の入口の看板には“8番目の支店”と書かれている。そういった意味では人気のあるレストランなのかもしれない。店内はいくつかのブロックに分かれており、それぞれにテーブルがゆったりとした間隔で、しかし整然と並べられているが、最近市内に次々とオープンしているレストランのような凝った内装などはまったくなく、どちらかというと少々殺風景に感じられるくらいだ。
出されるメニューは英語・タイ語併記で料理の写真もついたきれいなものだ。チェンマイ料理はほとんど見受けられなかったが、一般的なタイ料理はひと通り揃っており、店のスペシャルメニューのページもある。今回は、店員のお勧めなどを聞きながら料理をオーダーしてみたが、全体的に辛さが抑えられたマイルドな味付けになっており、日ごろ辛〜いものを食べ慣れている人には少々物足りないかもしれない。今回食した中では、強烈な辛さはないが洗練された味付けのゲーン・リアン・スペシャル(店の特製ゲーンリアン)、エビ、魚の浮き袋、カシューナッツの組み合わせで独特の歯ごたえを醸し出していたヤム・サームボーク(ボークは“種類”を意味し、文字通り“3種類のヤム(タイ風サラダ)”という名の料理)、それに焼き方がていねいでタレがいい味を出していたムーサテはなかなかイケると思った。
自分は土曜日の夜に行ったのだが、客が数組しかおらず“土曜日にこんな状態で商売になるのかしら?”と思ったのだが、店員によれば、昼間はサンカムペーンのおみやげ物屋に来たツアー客などで連日満員になっているとのことで、おそらくそっちが商売の中心になっており、夜の営業はオマケみたいなものなのだろう。それで、料理の味付けが全体に辛さを抑えたものになっているのにも納得がいったのだが、そうしたツアー客に出される料理と、今回自分たちが食べた料理が同じものなのかどうかはわからない。
なお、料理の値段は60〜100Bでとてもリーズナブル。2人で400Bもあれば、お腹がいっぱいになるだろう(アルコールは別)。
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■ヒム・ポーチャナー(一般タイ&中華料理)
住所:131 Moo.10 T.Sanpuloei,A.Doisaket
TEL:09-7556689
FAX:09-6352496
チェンマイ市内から、国道1006号線をサンカムペーン方面に進み、第3環状道路を左折してさらに1kmほど進んだところにポツンと立つ、大型のガーデンレストラン。もともとは市内北西部のワットチェットヨートの近くのスーパーハイウェイ沿いに店があったのだが、“チェンマイレストランクラブ(協会?)”の理事でもあるオーナーが自宅兼レストランとして同名のまま新たにここにオープンさせた。
店の敷地はとても広く、数100坪もあろうか。道路から店の門をくぐるとパーキングスペースになっており、その奥にある小さな橋(下を小川が流れている)を渡ると正面と右手に野外のテーブル席、左手には細長い建物が建っており、その中にも席が作られている。前者は席と席の間のところどころに木が植えられ、右手には大きな池も臨め雰囲気がよいが、後者の室内は学校の教室のようなカンジで、ガランとした中にテーブルが整然と並べられており、特に装飾とかに凝っているわけでもなく、何となく殺風景に感じる。雨でも降っているのでなければ、絶対にオープンエアの席を取ったほうがよい。
料理は一般タイ料理、中華料理をメインに北タイ料理も揃えられており、バリエーションが豊富でどれを頼んでいいのか迷ってしまうほどだが、これまでオーダーしたどの料理もすべて一定以上のレベルを保っているのがすごいと思う。味付けは全体にしつこくなくあっさりとした仕上がりになっているものの、口に入れてみると手をかけて調理していることがわかる。聞くところによると、オーナー自らが料理を作ることもあるということで、おそらく味にはかなりのこだわりを持って経営しているのではないだろうか。
メニューは英語が併記されており、野菜・鶏・豚・アヒル・魚……と材料によって分けられている。ほとんどの料理は大皿と小皿のどちらかを選んで注文でき、後者で魚料理を除けばだいたい100B前後と、とてもリーズナブルな値段だ。
これまでに食したもので個人的に特にお勧めできるのは、エビのコリコリ感が抜群のトートマンクン(エビをつぶして団子状にして衣をつけて揚げたもの)、豚の腸をカイパオロー(豚肉とゆで卵の醤油煮)のように中華風に煮てから揚げたもので、しっとりとして奥深い味わいが楽しめるサイムーファイデーン、ほかの店とはどう違うのか正確にはわからないが、すごく複雑な味で辛さ、酸っぱさなどのバランスが絶妙なトムヤムプラー、薄目にカレーの風味がつけられて脂っこくないプーパットポンカリー、魚の浮き袋、揚げたスルメ、カシューナッツを和えた“3種のコリコリしたもののヤム”という意味のヤムサームクローブ、一度油で揚げた魚でダシを取り、そこに魚の頭とタロイモの根を入れさらに専用のタレを加えてから食べる、トムヤムともケーンチュート(トムチュート)とも異なり独特の風味がすばらしいフアプラートムプアック、デザートとしては中華風のルアムミットで、銀杏、ナツメ、ハトムギ、クワイ、ハスの実などが氷とともにシロップに入れられているシェンクンなどがあげられる。
また、メニューの最初のページは店のお勧め料理になっており、そこには、子豚の丸焼き(要予約。650〜750B)、カキのオムレツ風鉄板焼、中華風オードブル、魚の詰めものなどが載っている。いずれの料理も150〜250Bくらいだ。さらにこの店ではパーティーなどへの出張やケータリングなどのサービスも行っており、結婚式や新築祝いなどで利用する現地の人も多いということだ。
ヒムレストランのあるエリアは、環状道路の開通に伴って開発が始まったばかりであり、周囲にはところどころにレストランやパブが建っている程度で、夜行くと途中は真っ暗で何となく不安になってくるようなカンジだ。交通量も少なくソンテオやトゥクトゥクなどもほとんど通らないので、ここに行く場合はあらかじめ帰りの足を確保していくことを強くお勧めする。
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■ユイ・ポーチャナー(大衆食堂)
場所:ナコンピン橋からケオ・ナワラット通りをアーケード・バス・ターミナル方向へ進み、バンムンラット通りとの交差点を過ぎて20〜30m行った右側、セブンイレブンの並び
麺類やカレーなどのほかに一品料理などもある、割と大きな食堂。道路に面して、麺のキッチン、炒め物やカレーを並べたバットが置かれたコーナーがあり、店員がいつも忙しく働いている。メニューはタイ語で壁に張られているだけだが、タイ語ができなくてもここで食べたい料理を指差せばOK。
主食系では、
*カオ・ナー・ペット……アヒルのせごはん。ここの名物、といえるのかどうかわからないが、多くのお客さんが食べている
*バミー・ナーム……スープが薄味で青菜もたくさんのっているヘルシーな作り
*カオ・トム……ガイ(鶏肉)、ペット(アヒル)、プラー(魚)など、好きな具が選べる
おかず系では、
*パット・ペット……タケノコ、ルークチンなどが入った、ちょっとすっぱくて辛い料理
*パット・クラパオ……豚挽き肉とクラパオ(バジル)の炒め物
などがおいしい。どの料理も20B前後。
とにかく、料理の種類が多いので、何を食べたいか決まってない時とか、何人かで集まって色々食べたい、という時には便利。
■デーン2(お粥)
場所:ターペー通りからチャンモイ・タットマイ通りに入ってすぐ右側。ターペー門からナイトバザール方面にターペー通りを進むと、左手にワット・セーン・ファーンが見えてくるのでそれに接した交差点を左折してチャンモイ・タットマイ通りに入る。右側通行のこの道を20〜30m行った右手の歩道にテーブルが並んでいる
夕方から明け方5時ごろにかけて営業しているお粥の店。ナイトバザールとターペー門の中間ほどに位置しており、場所的にも利用しやすく、夜遅くに小腹がすいた時や近くのバービア(ビアガーデン)で酒を飲んだ帰りの食事などに都合がよい。店は、間口3mほどでテーブルが5〜6席の小さなものだが、外の通り沿いにズラリと椅子とテーブルを出しており、夜風に吹かれながら食べるお粥というのもまたなかなかいいものだと思う。
タイの場合、お粥には大きく2種類あるが、この店は「チョーク」と呼ばれる砕米を使ったドロドロのお粥がメインで、それに加えさまざまな付け合せやおかずを一緒に取り揃えている。
店の入口のショーケースには、その日の料理や食材がトレイや皿に入れられ、折り重なるように並べられている。料理はそのまま指差せばよいし、食材の方も料理の名前とかがわからなくても、食べたいものを指し示せば適当に作ってくれるようだ。塩ゆで卵のヤム、豚の三枚肉をカリカリに揚げたもの(そのまま食べてもよいし(写真参照)、青菜と一緒に炒めてもおいしい)、内臓の醤油煮、干し魚を焼いたもの、パックブン(空心菜)の唐辛子炒めなど、どの料理もお粥との相性を考えてかやや塩辛い味付けになっているが、それがまたよい。
お粥は、何も言わなくても最初からお碗2つに入れて持ってくるが、見ていると多くの客はさらにおかわりをしている。また、普通のご飯もあるので「どうもお粥は……」という人でも安心だ。
なお、店の名前に「2」とついていることから、恐らくどこかに「1」があるのだと思うが、残念ながら確認したことがないので、場所はわからない。見つけた方は、ぜひお教えください。
シーフードの店
■ウワン・ヘーハー
場所:チャーンクラーン通り沿い。ナイトバザールから南に下り、スリードーンチャイとの交差点を越えて50mほどさらに進んだ左側
TEL:081-8811219,081-9522825
チャーンクラーン通りのナイトバザール南寄りから伸びるアヌサーン・スントーン通りが、現在のようなみやげ物店なども林立したショッピングスポットとしてではなく、海鮮レストラン街としてある意味ハッキリとした差別性を持ったエリアであった頃、最も人気のあったレストランがこのウワン・ヘーハーであった。店は、同エリアの再開発に伴い閉店していたが、およそ1年1ヶ月の時を経て、現在の場所で営業を再開した(旧店の様子はこちら)。
新店は、アヌサーンからもほど近いチャーンクラーン通りを南に下ったところにある。スリードーンチャイ通りとの信号を越えて少し進むと、道路沿いに黄色い看板と同じく黄色をベースにした東屋のような建物が見えてくるので、すぐに見つけることができるだろう。店は、幅20〜30m(駐車場も含めれば50m以上)奥行きは100mに達するのではないかと思われるほど巨大になり、おそらくよほどのことがない限り“満席で座ることができない”などという事態は起こらないであろう。
通りから見ると、向かって左手は奥に調理場を備えた食材を並べたディスプレイ・スペース、右手にはルアンミット、タプティムクローブなどのスイート(デザート)のカウンター(屋台)が設けられている。場所柄外国人観光客も多いので、写真つきの英語・中国語併記のメニューが完備されており、店員も多くが英語を話すほか日本語を話す男性店員もいる。この手のシーフードレストランに慣れていなければメニューを見てオーダーするのがいいが、料理数が大変多く選ぶのに多少苦労するかもしれない。多少知識があるのであれば、食材のディスプレイの前に行って、「これを炭火焼にしてくれ」とか「この魚はどうやって食べるとおいしいの?」などとコミュニケーションを取りながら注文すれば、よりおいしいものに出会える可能性が高くなるだろう。日本語を話す店員がいれば、「こっちのカニは大きいから***B、こっちのは小さいから***B」などと事前に説明してくれたり、食事をしていると「おいしい?」と聞いてきたりして、なかなかサービスもよい。
並んでいる食材はその日によって若干違うものの、エビ、カニやプラー・カポン(スズキ)、プラー・チャロメッ(まながつお)といった魚は、だいたいいつ行っても置いてある。また、最近では生食用のカキが置かれていることも多いが、自分は勇気がないのでまだ食べたことはない(卵とじ鉄板焼はなかなかイケる)。
旧店時代からを含め、自分はこの店にもう10年以上通い続けているが、基本的には何を食べても“これはハズレ”というものに当たったことがない。浮き沈みが非常に激しいタイのレストラン業界において、ある意味これは賞賛に値すると思う。その中でも個人的に気に入っているのは、「ホーイ・パオ」(巨大巻貝の炭火焼)、「トム・ヤム・プラー」(魚のトム・ヤム)、「クン・チュップ・ペン・トート」(エビのフリッター)など。また、最近タイで多く見かけるようになったプラー・ヒマ(直訳すると雪の魚=鱈)を使った清蒸(プラー・ヒマ・ヌン・シーユー)もお勧めの一品だ。
さらに加えて、この店で特筆すべきはゴハンがおいしいことだ。レストランで出るご飯はどこもイマイチのことが多いが、ここはカーオホームマリ(香り米)を使っており、より一層料理の味を引き立てている。トンカツ屋や天ぷら屋で、ご飯がおいしいとトンカツや天ぷらが本来の味以上においしく感じられるのと同じ理屈だろうか。ここでは、ぜひ炒飯などよりも(それはそれでおいしいのだが)白いご飯を一緒に食べることをお勧めしたい。
近年シーフードは値上がりが激しく、以前は3人で行って腹いっぱい食べても700Bくらい(アルコールは別)で済んでいたものだが、今は2人で行っても簡単に1,000Bを越してしまうこともある。そういう意味では、シーフードは旅行者にとってもぜいたくな食事になるのだろう。
ちなみに、店名のウワンはタイ語で“太った”という意味で、通りから見える食材のディスプレイの奥の調理場では、小太りのおばさんが一人でてきぱきと料理を作っているのを見ることができる。この人が“太っちょヘーハーさん”だろうか?もう少しカッコよく言えば、店名は“太っちょヘーハーおばさんの台所”というようなことになるのかもしれない。
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ウワン・へーハーに行きましたが、海鮮の蟹や手長海老は絶品でした。さらに香り米のおいしさも……。コストパフォーマンスは花丸でした。
ワンクン・リーナーのカーオソーイも隠れた逸品ですね。
【格さんのレポート】
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移転したウワン・ヘーハーに行きました。新しいお店は、チャーンクラーン通りをアヌサーン海鮮街の入口からナイトバザールと反対の方向にしばらく行ったところにありました(現在建築中のシャングリラ・ホテルのすぐ横)。すぐ隣には広い駐車スペースもあるので、車でも行きやすくなったのがうれしいですね。
店の入口には海鮮食材を並べたオープンキッチン(ここは焼き専門?)が、奥にも別に厨房があって、席数も以前より増えてました。
味は相変わらずgood!で、特に私の一番のお気に入りのイカ野菜炒めは絶品!ここはご飯(白米)もおいしいから、これだけでも十分満足できます(笑)。とは言ってもやはり”海鮮”のお店なのでこれだけじゃさびしい、ということで、焼きカニ、魚の蒸し物、トム・ヤム・クンまでしっかり食べました(しめて1,000バーツ程度)。
うれしいことがもうひとつ。店の中に「甘いもの」のコーナができたので、食後にタプティム・クローブとかルアンミットとかのデザートを食べることができるようになりました。シ・ア・ワ・セ……。
【ルアンミットさんのレポート】
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■アヌサーンの海鮮レストラン街
場所:ナイトバザールの中、南寄り。マクドナルド、ロイヤル・プリンセス・ホテルを越して少し進んだ左手に伸びるアヌサーン・スントーン通り一帯が海鮮レストラン街になっている
アヌサーンの海鮮レストラン街は、2006年に大規模なリニューアルが行われました。以下は、CHU-HIさんの「チェンマイ情報ボード(掲示板)」への書き込みおよびお送りいただいた写真を、ご本人の了解を得て転載したものです。
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アヌサーン海鮮料理復活、3ヶ所に分散して再開していました。
新装フードコート内に1軒(椅子席は2ヶ所に分散)、元からあった白塗りの店は元のまま、その道を挟んで向こう側(以前は焼き鳥やソーセージなどの店だった場所)に規模拡大した海鮮料理店の集合体(中規模店とやや大規模店の集合体)ができていました。
この部分だけで、以前のアヌサーン海鮮料理店の規模を上回っているように見えました。
【CHU-HIさんのレポート】
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■ワンクン・リーナー
場所:アヌサーンの海鮮レストラン街のちょうど真ん中ほど。チャーン・クラーン通りから入ると左側に位置する
ここに来たら、とにかくエビ三昧ということになりそうだ。時期的なものかどうか(訪問時は5月上旬)、ほかの魚類はどうも色ツヤが悪い。ということで頼んだのは、トムヤム・クン、クン・オップ・ウンセン、クン・パオとエビのオンパレード。それに野菜の炒め物類など。イヤというほど、エビを堪能できる。
【シュワさんのレポート。写真は管理人】
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ガイヤーンの店
■SPガイ・ヤーン(ニンニク詰めガイ・ヤーン)
場所:お堀沿いの内側、スリ・プーム通りとラチャパキナーイ通りの交差点近く
ガイ・ヤーンは、中にニンニクのみじん切りがたっぷりと詰まっいて、初めて見た時には「ゲゲゲッ」と思ったが、鶏肉そのものにはそのニンニクの風味がほどよくついていて、食べれば食べるほど手が出る、といったカンジ。1羽または半羽での注文が可能。2人なら半羽にして、リンヤーン(タンの炭火焼)やコームーヤーン(豚の喉肉の炭火焼)、ヌアヤーンナムトック(牛肉の炭火焼スパイシーソース和え)などのほかの焼きものもぜひ味わってみてほしい。
その他の料理もすべておいしいが、特にお勧めするのが「トムヤム・クルアンナイ・ウア」。牛の内臓のトムヤムで、普通のものよりもミントが効いている。ほどよい辛さと内臓のコリコリ感がたまらない。
通り沿いには英語で「SP CHICKEN」と書かれた看板が出ているので、場所はすぐわかるが、英語はまったく通じない。注文は、料理がすべて書かれたメニュー兼注文票(写真)を渡されるのでそれに印をつけて返す仕組み。(追記:最近は、簡単な英語のメニューも出すようになった)
アルコールは別で、3人で行って200B食べるのが大変。
営業は16:00〜21:00、日曜休み。夜は蚊が大量に出ることがあるので、素足にサンダルとかでは行かない方がいいかもしれない。
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おいしいガイヤーンを探し求めランチ時間にSPガイヤーンをたずねましたが、あいにく開店前で結局試食できませんでした。残念です。でも、次回もトライしたいと思います。行った時におばちゃんが準備をしており、私はタイ語はまったく分かりませんが、おばちゃんの素敵な笑顔に歩き疲れも楽になりました。
【チェンマイ 初旅行さんのレポート】
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今では日本語表記のメニューが用意されており、オーダーも自記式ではなくて、店員さんが伝票に書き取ってくれます。日本語メニューだと、1羽85B、半羽45B、牛肉スパイシースープ45B、ソムタム25B、シンハビール1壜60B、といった感じでした(2007年1月現在)。
それにしても、こんなにおいしいとは思いませんでした。皮はパリッとしていて、肉はジュワーッとしていて、ニンニクがきいていて、旅の疲れがすっ飛びました。いいお店を教えていただき、ありがとうございました。
【まるぼりおさんのレポート】
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■ポンピン・ガイ・ヤーン(ハチミツのガイ・ヤーン)
場所:チャルンプラテート通り、ポンピン・タワー・ホテルとなり。ターペー通りとの交差点から約300m
ガイ・ヤーンというとイサーン(東北タイ)が有名だが、ここチェンマイでもガイ・ヤーンを出す店は非常に多い。それぞれの店がさまざまな特徴あるガイヤンで勝負している中でも、ここは「ハチミツを塗ったガイ・ヤーン」で有名。ハチミツはチェンマイの特産品で、街中にも販売店が何軒かあるが、それをガイ・ヤーンに使ってアピールしているのはここくらいだろう。
店はとても歴史を感じさせる雰囲気満点の木造の建物で、看板に英語で「Roast Chicken With Honey」と書いてあるのですぐにわかる。入口脇ではずらっと並べたニワトリを炭火で焼いていて、その香りが道路にまで漂っており食欲を誘う。ガイ・ヤーンはハチミツのせいで表面がツヤツヤと輝いているが、甘くはない。むしろ、ニンニクなどの他の香辛料をあまり使っていないせいか、あっさりとしていて鶏肉そのものの味を楽しむことができる。1羽もしくは半羽でのオーダーが可能。
ほかに「リン・ヤーン(タンの炭火焼)」、「ヌア・ヤーン(牛肉の炭火焼)」、「スア・ローンハイ(牛スジ肉の炭火焼)」もウマイ。
英語のメニューはあるものの、店員にはあまり通じない。
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2000年中ごろに改装し、店の入口にはインターネット・カフェができたため、以前のような雰囲気のある建物ではなくなってしまったのが残念。レストランの方も、相変わらず店先ではガイ・ヤーンを焼いているが、客は少ないことが多い。10年前は、通りにまで席待ちの客があふれていたものだが……。
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泊まったところがポンピンタワーホテルでしたので着いた日に行きましたが、まったくお客がいませんでした。
蜂蜜のガイヤーン?よくわかりませんでしたが、素朴な味でおいしかったです。また、メニューに日本語が入っていましたが、「スア・ローンハイ」が単なる牛肉の炭火焼で、これはいただけけませんでした。しかし、カエルのから揚げは、とてもおいしかったです。
【格さんのレポート】
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■ルンラット(藁焼きガイ・ヤーン)
場所:国道1141号線(オームムアン通り)沿い。ナイトバザールからだと、チャーンクラーン通りをずっと南下してオームムアン通りにぶつかったら左折し、ピン川にかかる橋を渡って300mほど行った左側、ちょうどカーオクラーン通りとの交差点に位置する。ピン川左岸を走るチェンマイ−ラムプーン通りからカーオクラーン通りに入っても行くことができるが、夜だと曲がるところがわかりにくい。オームムアン通りとの交差点を右折して空港方面に向うようにして行く場合は、ピン川の橋を渡らずに手前の側道に入ってUターンする。
市の南部を空港、エアポートプラザから東に走るオームムアン通り沿いにある、地元の人たちでにぎわうオープンエアのレストラン。通りに出ている看板には店の名前とともに“ガイムアンオプファーン”と大書きされている。オプは“香りをたきこめる、オーブンで焼く”という意味で、ファーンは“藁”のこと(タイ教育文化振興会発行、冨田竹二郎編“日タイ・タイ日辞典”)。即ち、藁の香りをたきこめたガイヤーンということで、これがこの店の最大の売り物である。
この店のガイヤーンには、“ガイバーン”(地鶏)が使われている。近年、ブロイラーの普及に伴って急速に減ってしまった感のあるガイバーンだが、やはり食べて見ると口に入れた時の感触がまったく異なり、非常にしっかりとしていて歯ごたえがあり、ブロイラーのブヨブヨとしたカンジがまったくない。また、ガイヤーンは通常肉に下味を割と強くつけてから焼いている店が多いのだが、ここルンラットのそれは、藁の風味を生かすためか下味はほんのわずかしかつけられておらず、初めて食べた時には“まるで、日本の塩味の焼き鳥みたい”という印象を持った。これまで自分は、ずいぶんと色々なところでガイヤーンを食べてきたが、チェンマイではポンピンガイヤーン、SPガイヤーン以来の衝撃的な出会いであったと言えると思う。
ガイヤーン以外のメニューも非常に豊富で、北タイ料理以外にもトムヤムや魚の蒸し物といった一般的なタイ料理まで揃っており選ぶのに困ってしまうくらいだが、これまで頼んだ料理はだいたいどれもレベルが高く満足できるものであった。中でもやはり肉料理がおすすめで、ヌアデーットディヨウ(牛の干し肉を焼いたもの)、タップワーン(レバー焼き)、ヌアヤーンナムトック(牛バラ肉のスパイシーなあぶり焼き)あたりが特にいい味を出していると思う。ただ、残念なことに英語のメニューがなく、また店員にも英語のできる人がいないようなので、普通の旅行者が行った場合には料理の注文などで少々苦労することになるだろう。
店は大きな屋根のある東屋風の建物で、気候がよければ心地よい風に吹かれながら食事が楽しめる。ただし、オープンエアのレストランにはつきものの蚊が多く、蚊取り線香も用意してくれるが、素足にサンダルでは行かないなどある程度防御手段を講じたほうが快適だと思う。また、これは料理には直接関係ないこの店の最大の問題点なのだが、店内のステージで客に歌を歌わせるサービス(生バンドのカラオケ)を行っており、とんでもなくヘタクソな客の歌を聞きながら食事をしなければならないことが多い。もしこの店に行くことがあったら、なるべくステージから離れた席につくことをおすすめしたい。
いずれにしても、ガイヤーンオプファーンを食べるためだけでもこの店に行く価値は十分あると思う。オームムアン通りは、夜遅くなるとソンテオやトゥクトゥクはあまり通らなくなるので、できたら帰りの足を確保してから行ったほうが安心だろうが、このコーナーで紹介しているバーンスアンやセーンカムテラスレストランのように足がなくて途方にくれてしまうようなことはない(最悪、チェンマイ−ラムプーン通りまで500〜600m歩けばOK)。
カーオマンガイの店
■オーチャー
場所:市の東部、サンパコーイ交差点のすぐそば。ターペー門方面からは、ナワラット橋を渡ってチャルンムアン通りを300mほど進むと、信号のついた交差点にぶつかるので、左折してバムルンラート通りに入る。そのまま30〜40m進んだ右側にある、鶏を吊るしたケースを通りに面して出している店
ピン川左岸に広がるサンパコーイ地区の中心部にある、カーオマンガイ(ゆで鶏のせご飯)の専門店。カーオマンガイの店は、カーオカームー(豚足煮込みのせご飯)やパッタイ(タイ風焼きソバ)の店などと並んで、街なかで最もよく見かける飯屋のひとつであり、チェンマイにも何軒か「おいしい」と評判のところがあるが、このエリアでカーオマンガイというと、真っ先に名前のあがるのがこの「オーチャー」だ。
店は、サンパコーイの交差点から、道幅が狭い割に交通量の多いバムルンラート通りを少し入った、食堂や美容院、洋服屋などが並んだ一角にあり、通りに面して蒸した丸鶏を数羽入れたガラスケースを出している。店内は、ガランとしたスペースにボロいテーブルとイスを10個所ほど並べただけの簡素な作りで、テーブルの上は一応掃除しているものの、床などには客の出したゴミなどが散らばっていることが多く、あまり清潔とはいえない。
メニューは、カーオマンガイ1種類のみ(1人前25B)で、注文する時には「イエーク(ご飯と鶏肉を別々に盛る)」か「ラート(ご飯の上に鶏肉を乗せる)」かを指定する。個人的には、イエークを頼んで後からご飯だけおかわりする、という食べ方を普段はしているのだが、その場合、鶏は色々な部位をそれぞれきれいに切り分けて皿に盛ってくれるので、見た目にも食欲をそそられる。
肉は地鶏ではないようだが、選び方や調理法を工夫しているのか、口に入れてもブロイラー特有のブヨブヨした感触が少なく、非常に美味。お持ち帰りの人達を見ていると、肉だけ注文しているケースも結構あるようだ。タレには、これといった特徴を見つけることはできないが、よその店に比べるとトウチ(中国納豆)の量が少なく、その分色が黒いような気がする。ご飯も、米の質がよいのか、できの悪いカーオマンガイによく見受けられるようにパサパサしていることがなく、肉との相性も大変よい。鶏やタレなしでご飯だけを食べても、十分イケる。もちろん、冬瓜の入ったスープもちゃんと付いてくる。時折、店先でポッピア(春巻)を売っていることもあるが、試したことがないので味はわからない。
カーオマンガイの店は、通常朝から昼にかけてのみ営業しているのだが、ここも他店同様朝8時すぎくらいから14時ごろまで営業している。13時を過ぎると、鶏もほとんど残っておらず、客もいなくなって閑散としていることが多いので、なるべくなら早い時間に出かけた方がいいだろう。
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チェンマイ料理といえばこれでしょう。「カーオマンガイ」。蒸し鶏のライス添えです。中国人たちが始めたらしく、店のオーナーは中国人が多いようです。
日本の中華料理の前菜に鶏が出てきますが、あれです。鶏をゆでてスライスし、そのゆでた汁でタイ米をたいて一緒にいただきます。それにタイの唐辛子とナンプラーをあわせたものと、少し甘みのあるソースとをかけながら食べるのですが、私はやみつきになりました。行くと必ずこれを食べます。
チェンマイの人は、お昼ご飯によく食べるようです。これに、ベトナム風焼き鳥とをあわせて食べます。一度召し上がれ。
【Akiさんのレポート】
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お知らせの通り、とても安くておいしかったです。なお、2軒隣の、名前は忘れましたが麺の店はお客もいっぱいでおいしかったです。
実は、オーチャーと間違えて入ってしまったのですがラッキーでした。
【格さんのレポート】
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■キヤット・オーチャー[發清]
場所:お堀の内側ほぼ中央部、インタワローロット通り沿い。ターペー門からだと、門を背にラチャダムヌン通りを西に進み、プラポクラオ通りとの交差点を右へ。200mほど進むと、3人の王様の像のある旧市庁舎が見えてくるのでその手前の道路(インタワローロット通り)を左折。廃寺(ワットインタキーン&サドゥームアン)を通り越し少し行った左側、ラチャダムヌン通りソイ6との角
タイには、正式な店名のほかに愛称・あだ名のようなもので呼ばれているレストランがある。例えば、クルンテープ(バンコク)にあるソンブーン・ポーチャナーという有名店は、オーナーが名物料理のプーパットポンカリー(カニのカレー炒め)で財を成したことから“ベンツ7台”(プーパットポンカリーでベンツを7台所有するまでになったことから)という別名がつけられているのだが、ここチェンマイにもそれと同じように、カーオマンガイで大金持ちになり、息子をケンブリッジ大学に留学させるまでになった(真偽のほどは定かではないが)ことから“カーオマンガイ・ケンブリッジ”という愛称で親しまれている店がある。それがこのキヤット・オーチャー(發清)だ。
堀の内側エリアの真ん中あたり、旧市庁舎の南側を走るインタワローロット通り沿いには、周辺の官公庁やオフィスに勤める人たちを主なターゲットとした飲食店が立ち並んでいるが、キャット・オーチャーはその中の1軒で、店の入口の上には「發清」という漢字の店名が書かれた赤い看板がかけられている。通りに面しているキッチンは、鶏がぶらさげられたショーケースなどごく一般的なカーオマンガイ屋とあまり変わらないが、店の内部は非常に広く、2階席までが用意されている。しかし、昼食時などはそれもすべて埋まってしまい、空席を見つけるのが不可能なほど客でごった返しているのが普通だ。
キヤット・オーチャーのカーオマンガイは、他の店とは一風異なっている。まず、基本的には“イェーク”(鶏肉とご飯が別々)の形で供され、またご飯は小碗に盛られてくるのだが、必ず2つ一緒に出されるのだ。小碗なので2つといっても量はそれほど多くなく、通常の皿盛りのカーオマンガイと同量くらいかそれよりもちょっと多いかな、という程度だと思われるが、一瞬「ご飯2つ頼んでないよ〜」と言いたくなってしまうかもしれない。鶏肉は部位ごとにきれいに並べられ、色もとてもきれいで、地鶏ではないと思うがブロイラー特有の臭みや脂身のギトギトがほとんど感じられない。
しかし、多くの人が言うのだが、この店はご飯が絶品だ。小碗に盛られ見た目はあまりパッとしないが、鶏のスープで炊かれたご飯はとてもいい香りで、パサつくでもなくベチャッとしているでもなく、ふっくらとした実にいい具合に仕上げられている。カーオマンガイなので鶏肉と一緒に食べるのが普通なのだろうが、タレと薬味をかけてご飯だけを食べても十分イケると思う。この、肉とゴハンの絶妙な取り合わせがこの店の人気の秘密なのではないかと想像しているのだが、どうだろうか。また、サイドディッシュのサテーも肉が大きくていい味を出しており、ぜひ一緒にオーダーしたい一品だ。
さらに、キャット・オーチャーはこうした大衆食堂には珍しく、店員のサービスが実にいい。スープが少なくなればすぐに注ぎ足してくれるし、タレ(2種類)も同様すぐにおかわりを持ってきてくれる。
お堀の中の寺院観光の途中などに間単に寄ることができるロケーションにあるので、ぜひ一度足を運び、息子をケンブリッジ大学に留学させることができたほどの人気を博しているカーオマンガイを味わってほしいと思う。値段はカーオマンガイが30B、サテーは20Bだ。飲みものも各種取り揃えられているが、何もオーダーしなければたぶん冷たい中国茶を出してくれるだろう。
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タイスキの店
■マッシュルームスキ[山珍海鮮王](キノコの薬膳スキ)
住所:255/13-17 Mahidol Rd. T.Padaed
TEL&FAX:053-205057〜8
チェンマイ市内南部を東西に走るマヒドン通りをエアポートプラザから1.5kmほど東に進むと、カラオケ店が立ち並ぶチェンマイランドへの入口のゲートが見えてくるが、そのすぐ手前にあるおそらくチェンマイで唯一のキノコをメインの具にした薬膳スキのレストラン。店は、タイ語で“ホンテオ”と呼ばれる家が長屋式につながった建物の中にあるが、外観は写真のようにかなり立派で、中国語で書かれた店名の看板やマッシュルームスキの略称である「MS」の文字をあしらったドンブリをデザインした巨大なボードが目立っている(ちなみに、タイ語の店名はパターカーンチンスキーヘットチェンマイ)。通りに面した部分は大きなガラス張りになっており、その前では、天気が悪くなければ子豚の丸焼きを作っているのを見ることができるだろう。
店の入口では、チャイナドレスを身にまとった女性のエスコート係が席に案内してくれる。席は1階と2階があり、後者には上がったことがないので詳細はわからないが、1階には大人数の座れる円卓が10卓ほど、窓際に4人がけのテーブルが5〜6席用意されている。それほどゆったりとレイアウトされているわけではないが、いつ行ってもいっぱいになっていたことがないので窮屈には感じない。店内は、壁にさまざまなキノコの写真パネルがかけられている程度で、特に凝ったインテリアというわけではない。
テーブルの上には、フタのついた湯飲みや小皿、箸やレンゲなどがあらかじめセットされている。しばらくすると、エスコート係とは別の従業員がメニューを持って来る。メニューは料理の写真が付いた英語・中国語一部併記のもので、表紙を開けた1ページ目にはコースメニュー、2ページ目以降にキノコスキの単品の具や一品料理、飲み物などという構成になっている。キノコスキというスタイルはほとんどの客が初めてなのであろう、注文するのに戸惑うことが多いからか従業員は1ページ目に載っている、一品料理のコースにキノコスキ&オードブルを組み合わされたメニューを盛んに勧めてくる。そこには8種類くらいのコ
ースが紹介されており、人数と料理の種類によって値段がつけられている。面倒であればそれに従ってもいいだろうが、例えば4〜6人用のコースでは揚げ春巻、北京ダック半羽、豚のあばら肉の赤酒ロースト、クンオプウンセン(エビと春雨の蒸しもの)、魚(プラータプティム)の醤油蒸し、皇帝野菜(チンゲン菜)のオイスターソース炒め、魚団子とノリの中華風澄ましスープ、白飯、フルーツと
いう料理構成になっており、ここにさらにキノコスキと4種のオードブル(後述)を付けるようになっている。が、仮に6人いたとしてもこれだとスキ以外の料理が多すぎて、それでお腹がいっぱいになってしまいスキそのものをじっくり堪能することができなくなる可能性が高い(実際自分がコースメニューを頼むと、いつもそうなってしまった)ので、ここはアラカルトでオーダーするのがよいだろう。が、かといってひとつひとつのキノコを見ても日本では食べたことがないものが多く何を頼んだらいいのかわからない。
そこで、もしかしたらこれはある意味裏ワザということになってしまうのかもしれないが、1ページ目のセットメニューの右下に添えられるように載っている、こうした一品料理のコースに本来であればくっつけるために用意されているキノコスキ&オードブルだけのシンプルなセットメニューをオーダーして、後はアラカルトで一品料理を追加するのがお勧めの注文方法だ。スキのキノコは、スキを食べ始めて足りないと思ったらその時点で追加すればよい。2〜3人であれば、このキノコスキ&オードブルのセットをベースに、一品料理をあとひとつかふたつ、それにスキの締めくくりとしてのカーオトム(お粥、後述)を頼めば十分であろう。もっと大人数であれば、外で焼いている子豚(730B)かアヒルの丸焼きをぜひオーダーしてみてほしい。店員の話では、ここの焼き方は“香港スタイル”とのことだが、要はペットヤーン(アヒルの丸焼き)であれば、タイスキの店で出てくるようなタレがドバッとかかった肉付きのものではなく、皮だけをパリッと焼きあげ(子豚の丸焼きは、内側にニンニクをベースにしたペースト状のものを塗ってあり、これが味により一層の深みを与えている)、それを包んで食べる春餅と薬味のキュウリ(子豚の丸焼きは包子)を添えて出すという、日本人にはなじみの深いスタイルだ(アヒルの場合肉は後で炒め物にして出される)。
ここの料理は基本的にすべて中華で、一品料理も数多く取り揃えられているが、これまでトライしたものの中には、「これはすばらしい!」と絶賛できるようなものは正直言って
見あたらなかった。が、決してレベルが低いというわけではないので、興味を引くものがあればそれをオーダーしてもいいだろう。やはり、ここはチアトンヘンとは異なり、あくまでもキノコスキがメインの店なのだ。
料理のオーダーが済むと、今度は男性がお茶を淹れにやって来る。これまた中国風の衣装に身を包み、注ぎ口が1mはあろうかという長〜い銅製の急須(?)とともに、席の脇に立ち湯飲みのフタを開ける。そこには、菊の花や木の根のようなもの、氷砂糖などさまざまなものが入っていて一種の薬膳茶のようなものになっている(八寶茶という名前がつけられて箱に入れられ、お土産として店の入口で販売もしている)。お茶係の男性は、おもむろに席から少し離れ、長い急須を傾けてビューッ!と勢いよくお湯を注ぎ、適量のお湯が湯飲みに入ると注ぎ口の先を上に向けピタッとお湯を止める。この作法は、友人によると中国の雲南では普通に見かけるものだそうだが、いつ行ってもその器用な手つきというかテクニックにはほれぼれとしてしまう。この店の楽しいアトラクションのひとつと言えるだろう。
オードブルとスキのセットをオーダーした場合、しばらくすると両者がほとんど同時に運ばれてくることが多いが、スキは食べられるようになるまで時間がかかる(後述)ので、それまで前菜の一品料理を楽しもう。前菜は中華系のものが4品(メニューは日によって異なる)出てくるが、個人的に一番のお勧めは「ヘットデーットディオ」。大きめの細いエリンギのようなキノコを素揚げにしたもので、油くささやくどさがまったく感じられずビールのおつまみにはピッタリだ。ほかに出されるシイタケの煮物や皮蛋(ピータン)の入った練りものといった料理もどれも比較的薄目の上品な味付けで、オードブルとしての役目を十分果たしていると言えるだろう。
さて、いよいよお待ちかねのメインディッシュ、キノコスキの登場だ。ここでは一般的なタイスキレストランと異なり、真っ赤なチャイナドレスを着た女性店員がすべてを取り仕切ってくれるので、客は彼女が碗によそってくれたものを食べるだけでよい。
店員はまず最初にスープだけを飲ませる。スープはやや濁った黒ずんだ色をしており、おそらく烏骨鶏をベースにしているのではないだろうか。さらにナツメや丸のままのニンニクなどが入り、11時間かけてダシを取るというこのスープ、はじめはスープだけを碗に入れて飲ませ、続いてスキのタレに溶いて2杯目を飲ませてくれる。このスキのタレがまた普通のタイスキのタレとはまったく別のもので、何かをペースト状にしたものに赤唐辛子やラー油が加えられており(通常のタイスキのように細かく刻んだプリックキーヌーとニンニク、マナオも別に出される)、上品なスープの味を壊すことなく、むしろそれをより一層引き立たせる役目を果たしている。自分を含め、ここを訪れた友人の大多数が、この時点でスープのおいしさにノックアウトされ、恍惚とした表情を浮かべている。続いて店員は具材のキノコについて
ひとつひとつ「これは***というもので肝臓にいい」とか効能を説明しながら鍋に投入していく。すべての具材を入れ終わると「このまま7分待ってください」と言い残して鍋にフタをし、タイマーをセットして店員は去っていく。スキができるまでのちょっとの間、前菜や一品料理
を食べながら待つことにしよう。
時間が来ると、店員がキノコを取り分けてくれる。この時点ではキノコ以外の具が入っていないので、それぞれのキノコの風味を堪能できるだろう。鍋に入れる時に効能を聞
いているせいか、身体が何となく浄化されていくような気がするから不思議だ。キノコをすべて食べ終わると、チンゲン菜、豆腐、ルークチンといったそのほかの具が入れられ、しばらくした後に供されてスキのコースは終了となる。

しかし、このキノコスキの最大のお楽しみは、実はこの後に待っている。それは、スキが終わった後に鍋に残ったスープで作るカーオトム(お粥)だ。この店では、スキ同様カーオトムも店員が作ってくれ、注文時にオーダーしておけば、スキを食べ終わった後にご飯と卵を持って来て、各自のお椀に盛るところまですべてをやってくれる。じっくり時間をかけて取ったダシに、スキで食べたさまざまなキノコを中心としたさまざまな具の風味がプラスされたスープで作るカーオトムがおいしくないわけがない。一般的なスキで作るカーオトムもそれなりにおいしいが、この店のそれはまったく別次元のもので、スキのオマケ的なものではなく、これ自体が一品料理として立派に通用するだろう。ここにたどり着く前にお腹がいっぱいになってしまっていては、この絶品料理を真剣に味わうことはできない。スキが終わったところで「ちょっと食べ足りないかな?」と感じるくらいでちょうどよいと思うので、うまく注文量と腹具合を調節してほしい。
場所的にもそれほど不便なところではなく、帰りの足を特に用意していなくても、少し時間をかければソンテオかトゥクトゥクがつかまるだろう。チェンマイに来たら真っ先に、とお勧めすることはできない(やっぱり、チェンマイに来たらまずは地元料理を食べてほしいと思うので)が、タイ料理には飽きたので食事にアクセントをつけたい時とかスキを食べたいがいつもMKでは……などという時にはぜひトライしてみてほしい一店だ。なお、最近バンコクにも支店がオープンしたらしいのだか、詳細は不明。
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ガネッシュさんのコンテンツ更新のお知らせを見た次の日に突然チェンマイ行きが決まり,早速行ってきました。
子豚の丸焼きなど店構えから海鮮屋さんと思っていましたが、こんな店だったんですね。チェンマイの友人は「ヘッドスキ」と言っていました。
今回は2階に入りましたが,2階も大部屋で入口の右手に小さなステージがあります。席は円卓が10卓程度。トイレが3階なので上がってみると、個室が7〜8つありました。廊下は赤じゅうたんで、何となく前はカラオケ屋さんの雰囲気です。半分ほどは埋まっていました。
ガネッシュさんのレポートの通り、スープは絶品です。キノコからの出汁やナツメやニンニクが膨らんで後半になるほど風味が増します。肉や魚が入らないのでタイスキに比べてコクが足りないと友人は言っていましたが、薬膳スープとキノコの組み合わせで、今はやりのデトックス気分で満足しました。
今回の締めは、カオトムでなくバミー(黄色麺のみ)にしましたが、麺にスープがからみ感激ものでした。
【Atcharaさんのレポート】
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■チェンマイ・コカ
場所:フアイケーオ通り沿い。お堀からドイステープ方向に進み、カード・スワン・ケオ(セントラル・デパート)を過ぎて少し行った右側
ご存知タイスキの老舗、コカのチェンマイ支店(?)。1980年代から、今の場所でかわらず営業を続けている。チェンマイらしくオープン・エア・スタイルになっており、季節によってはさわやかな風を感じながらスキが楽しめるだろう。
スキそのものにはたいした特徴もなく、タレも特においしいとは思わない(注:管理人はクルンテープ(バンコク)のコカもあまり好みではないので……)が、カオ・パット(炒飯)は上にイカの「でんぶ」のようなものが乗っている珍しいもので味も実によく、“スキは食べたくないけどコカのカオ・パットは食べたい”と思うことがよくあるほどだ。
チェンマイ・コカと名の付く店はもう1軒、スーパー・ハイウェイ沿いのワット・チェット・ヨートの近くにもあり、こちらもオープン・エア形式になっている。
昔は、グループで食事に行くというと真っ先に候補にあがったものだが、最近は、ムー・カタ(焼き肉)や競合ですぐ近くに店を構えているMKスキの方がタイ人には人気らしい。やはり、MKの方が店がこぎれいでおしゃれなカンジがするからだろうか。
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■スキ・ロテ・イヤム
場所:カードスワンケーオ地下1階
チェンマイの主要な繁華街のひとつであるカードスアンケーオの周辺には4軒のタイスキ・レストランがしのぎを削っているが、そのうちの2軒はカードスワンケーオの地下1階に並んで店を開いており、そのうちフワイケーオ通り(TOPSスーパーマーケット)に近いほうの店が、このスキ・ロテ・イヤムだ。
タイスキの店にしては比較的小さく、テーブルが20ほどしか並んでおらず、内装なども一般的なスキの店とまったく変わらない割と殺風景な雰囲気だ。メニューはすべての料理に写真のついたもので、最初の見開きには一品料理、続いてタイスキの具、ご飯や麺などの主食類、ドリンクと続いている。また、メニューに出ているもののほかに“本日のおすすめ”が柱に張り出されているが、タイ語のみの表示のためタイ語が読めないとオーダーすることのはむずかしいだろう。場所柄外国人も多いので、店員はおそらく多少の英語はできるのではないかと思われるが、メニューにはすべて番号がついており、写真の脇にも併載されているので、それを伝えれば困るようなことはないだろう。
タイスキの具では取り立ててめずらしいものがあるわけでもなく、やはりMKスキなどのチェーン店と同様一部のものは冷凍のものもあったりするが、ここの野菜は王室プロジェクトで栽培されたものが一部で使われているらしい。肝心のタレは、甘さ、辛さ、酸っぱさがほどよいバランスに保たれており、個人的にはMK、この店の隣にあるHOT POTのものよりも遥かに好感が持てる。もっと刺激がほしい、という人は、「プリック・クラティアム」と頼めば、小皿に山盛りのニンニクと唐辛子、マナオを持って来てくれるので、それで自分好みの味に調整するとよい。
一品料理はそれほど多くの種類を食べていないので評価するのはむずかしいが、トートマンクン(エビのさつま揚げ風)はエビのプリプリしたカンジがよく出ていて好感が持てたし、クンチュップペントート(エビのフリッター)もあまり脂っこさが感じられずいい味を出していると思う。また、タイスキの店ではなぜか必ずつきものペットヤーン(アヒル焼き)は、なぜか普通の店ではついている紅ショウガがついておらず、茹でたピーナツだけが下に敷いてある。タレも少々甘めで、これを食べるとかなりお腹がいっぱいになってしまうかもしれない。なお、これらの一品料理は、ほとんどが大皿か小皿が選べる。
最近は、ムーカタに押され気味のタイスキだが、たいていのムーカタはどちらかというと若者向けの質より量、というカンジで、自分のように歳を取ってきて、量をそれほど必要としない者にとっては、よりヘルシー(脂っこくない)で一品料理なども楽しめるタイスキのほうが好みに合う。このスキ・ロテ・イヤムはチェーン店のMKスキのように人気はないが、いかにもセントラルキッチンで作って冷凍輸送してきました、みたいなMKスキよりも素材は質がよいと思われる。このエリアでタイスキを食べるのなら、今現在は一番のお勧めということができるだろう。
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麺類の店
■ヨート・デート
場所:チャーン・クラーン通り沿い。ナイトバザールを背に南に進み、スリー・ドーンチャイ通りとの交差点を過ぎ、さらに少し行く。プラチャー・サムパン通りとの分岐を見やり、100mほど行った右手、セブンイレブンの並び。青い看板が目印
日本人ビジネスマンの悲しい習性か(笑)、ここチェンマイに居ても、酒を飲んだ後には軽くラーメンを1杯食べてから部屋に帰りたくなることがあるが、ナイト・バザールやバー・ビア(スタンド・バー)が立ち並ぶロイ・クロ通りからほど近くにありよく立ち寄るのが、このヨート・デートである。
主なメニューとしては、カオ・ムー・デーン(焼き豚のせごはん。20B)、カオ・ムー・グローブ(揚げ豚のせごはん。20B)、カオ・ラオ・ムー(豚の内臓のスープ。20B)といったご飯類もあるが、何と言ってもここでのお勧めはバミー・キヨウ・ムーデーン(ワンタンチャーシュー麺。写真参照)だ。
細めの中華麺に、具のたっぷり入ったワンタン、厚めに切った焼き豚の取り合わせが何とも絶妙。スープには脂が結構浮いているが、味付けは薄味で、胃にもやさしいカンジがする。
クエティオ、イエンタフォーなどもあり、すべて20Bだが、このバミー・キヨウ・ムーデーンだけは25B。
営業時間は、09:00〜15:30、17:30〜01:00だが、日中は昼食時を除いてあまり客は入っておらず、夜の方がにぎわっている。
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最近、営業時間が変更になったようで、22時過ぎに行くともう後片付けをしている。行くのであれば、少し早めにした方がいいようだ。
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■シンブリー・ロットデート
場所:タニン市場内。食堂が集まっている棟の東南角
市の北部では、草木に特化されたカムティエン市場を除けばおそらく最も大きな規模を誇るタラートであるタニン市場の中にあるクエティオ屋。タニン市場には、さまざまな食べ物、飲物を提供する店が20〜30軒ほど集まった食堂街を形成している建物があるが、人が一番たくさん集まる生鮮食料品を扱う市場のメインの棟に面しているという位置的な優位性も手伝ってか、いつも混んでいる店のひとつになっている。
黄色い看板が目印の店は、そのメインの生鮮食料品を扱う棟に向かってキッチンがあり、中では店主の(?)おばさんが忙しく料理を作り、娘さんと思われる女性がそれをサポートしたりできた料理を客に出したりしているのを見ることができるだろう。座席はその奥、建物の内部にテーブルが10個ほど並べられている。
店に掲げられた品書きには一般的な麺類の名前がが並んでいるが、この店の一番人気は何と言ってもセンレックナムトックヌア。牛の生血をといたスープに細目の米粉麺(センレク)を入れ、その上にトロトロに煮込んだ牛肉が乗った一品で、スープと硬めにゆでられた麺の取り合わせが実にすばらしい。麺自体に何か特別な工夫があるとは思えないのだが、ゆで加減が絶妙なのかしっかりとした歯ごたえが印象的で、ここをおいしいとほめる地元のタイ人も、たいてい「麺がおいしい」と言う。スープもダシが効いていて生血が入っているのにまったく生臭くなく、結構表面には油も浮いているのだが、決してくどくなくあっさりとした口あたりだ。しかも、ここのスープはタイによくあるクエティオ屋とは異なり、いつもものすごく熱い状態で出される。それも、スープをおいしく感じさせる一因になっているのではないだろうか。また、センレクナムトックムーもおすすめで、メインのムーデーン(チャーシュー)以外に揚げワンタン、ルークチンプラー(魚ボール)などが具材として入っていて、バラエティーに富んでいて彩りもよい。
なお、このセンレックナムトックヌアは、麺はセンレック以外にセンヤーイ(太い米粉麺)、ウンセン(春雨)が、具も前述のムーのほかヌアソット(生牛肉)などが選べるので、好きなものを組み合わせてオーダーすることができるほか、カーオソーイ(ガイ/ヌア/ムー)、イエンタフォー、バミーキヨウ(ワンタン入り中華麺)なども用意されている。
店内には営業時間などは掲げられていないが、朝から夕方くらいまでオープンしているようだ。
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