ショッピング&チェンマイグッズ
近年の世界的なアジアン雑貨ブームに伴って、チェンマイへショッピングを目的にやってくる旅行者(特に女性)も年を追うごとに増えてきているようだ。と同時に、そうした人たちをターゲットにした、おしゃれな雰囲気を持ったショップも市内、郊外を問わず雨後のタケノコのようにオープンしている。しかし、チェンマイでは何ヶ所か土産物屋が集中しているエリアがあり、それぞれに特徴があるので、それをあらかじめ知っておき目的に合った場所に行けば、より効率的なショッピングが可能になる。このコーナーでは、まずはじめにそうしたショッピングエリアを紹介する。具体的な店舗についてはほとんど言及していないが、フリーペーパーやガイドブックが店選びの参考になるだろう。
次に、これまで自分が買い求めたチェンマイの名産品・特産品、さらには“一般的なお土産物ではないものを……”というような希望を持つ方に向けての、ちょっと変わったチェンマイグッズをご紹介したい。漆器、陶磁器類、ラタン、布地……とチェンマイの名産品・特産品はさまざまで、クルンテープ(バンコク)で売られている土産物の多くはチェンマイ周辺で作られており、値段も2〜3割程度当地の方が安いと言われているが、周囲を山々に囲まれたチェンマイでは特に木製品作りが盛んで、それを扱う店が街なかには目立つ。木製品に限らず、じっくり探せばきっとお気に入りの一品に出会うことができるだろう。
なお、買い物で注意しなければならないのは宝石類とアンティークで、よいもの(本物)を手に入れたいと思うのであればそれなりの知識が必要だ(2004年にも、サンカムペーンにあるツアーも多く訪れる大型の宝石店が、まがい物を大量に扱っていたとして警察に摘発されている)。また、布地も手織り(手縫い)と機械ものとでは値段がまったく違うのだが、前者を手に入れたいと思うなら両者の差を見分けられるくらいの眼力は持っておきたいものである。しかし、一般的に言って、多くの店では客をだましたり、極端に値段を吹っかけてきたりすることはない。もちろん、原則的に定価販売ではないため交渉次第で購入価格は変化するが、インドのように10倍、20倍……というようなボッタクリはないと思っていていいだろう(皆無とは言い切れないが)。
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ショッピングエリア
■ナイトバザール〜ターペー通り&ローイクロ通り
ナイトバザールは、市の中心部、チャーンクラーン通りの両脇の歩道に約900mに渡って夜のみ出現するショッピングスポットで、ここでの買い物はチェンマイ観光のハイライトのひとつと言ってもいいだろう。店は、移動式の屋台のような造りの幅2〜3mの小さなものが中心で、その数は膨大だ。扱っているものは、基本的にお土産用に大量生産された民芸品が多く、洋服なら洋服、銀製品なら銀製品というようにひとつのカテゴリのみを販売しているところが多い。同じものを売っている店が多数あるので、買い物をする時には何軒かで値段を聞いて相場を確認してからにした方がいいだろう。
ナイトバザールには、通り沿いに並ぶショップのほかに、常設の店が数10軒集まったアーケード、というかショッピングセンターのようなものある。北から順に、ザ・ピーク、チェンイン・プラザ、ナコンピン・ナイトバザール、ガレー・ショッピングセンター、チェンマイ・パビリオンだ。ザ・ピークはロッククライミングの設備があったりバービア(ビアガーデン)が多かったりで、ショッピングを目的とした場合にはあまり利用価値はないかもしれない。また、チェンイン・プラザは地下と1階にレストランやアイスクリーム屋、ピザの店、上階に高級ショップ(日本語の書籍を扱う東京堂書店もある)がたくさん入っていて以前はかなりにぎわっていたのだが、最近は特に上階に空きスペースが目立ち閑散としてしまっている。
ナコンピン・ナイトバザールは、ナイトバザールの中心と言ってもよい場所(ツーリストポリスもここにオフィスを構えている)で、地下から3階までショップがギッシリ入っている。地下は、低価格の小物や雑貨を扱う店が多いが、山岳民族の工芸品の店もいくつかある。2階、3階は地下よりも高級なカンジのショップが多く、特に南北の両端にはギャラリーのような店が並んでいる。ここにあるショップは郊外にファクトリーを持っていることが多いので、お気に入りの店があったら名刺をもらい、時間があれば後でそちらに行ってもっと多くの商品を見てみる、というのがいいかもしれない。
そのほぼ真向かいにあるガラレー・ショッピングセンターに入っているみやげ物店は、ナコンピン・ナイトバザールとそれほど大きな違いはないが、ここの一番の特徴は民族舞踊を見ながら食事ができる野外クーポン食堂街<写真>が併設されている点だ。売っている食べ物自体は、正直なところ決して“おいしい!”とは思えない(ナイトバザールで食事をするなら、アヌサーン海鮮レストラン街のほうがはるかにお勧めできる)し、カントークディナーで見られる民族舞踊とほとんど同じ内容なので、それに行っているのなら見る必要はないだろう。ドリンクを取って、ショッピングの合間に踊りを見ながら一休み、という使い方がいいのかもしれない。また、チェンマイ・パビリオンは1階にマクドナルドが入っているビルだが、マッサージ店やレストランに加えて、比較的高級でセンスのよいカンジのみやげ物店も何軒か入っている。
さらに、ナイトバザールの南端、スリードーンチャイ通りとの交差点に2004年、クルンテープ(バンコク)のプラトゥーナームにあるパンティップ・プラザのチェンマイ支店がオープンした。まだ、実際に中に入って見て回ったわけではないので詳細は不明だが、恐らくコンピュータ関連のショップが多数入っていると思われるので、そちら方面に関心のある方は訪れてみるのもいいだろう。1階には日本食の富士レストランもある。
店舗の営業時間はおおむね夜の6時から11時くらいになっていて、ナイトバザールといっても真夜中までやっているわけではない。また、ホテルまでの帰りにはトゥクトゥクを利用するケースも多いと思うが、ナコンピン・ナイトバザールの前に止まっているトゥクトゥクドライバーの中には法外な値段をふっかけてくる輩もいるので、通りを走ってくるのを捕まえたほうがいいかもしれない。
ターペー通りは、ターペー門から東にナワラット橋まで続くチェンマイのメインストリートのひとつだが、ナイトバザールのあるチャーンクラーン通りとの交差点からターペー門にかけての1kmほどの間に土産物店が点在している。売っているものは種々雑多だが、昔から続いている店も多く、規模が比較的大きく品揃えも豊富なカンジがする。
一方、ローイクロ通りはターペー通りの1本南側に伸びており、西はお堀沿いのコチャサーン通りからゼニース・スリウォン・ホテル前でチャーンクラーン通りと交差して、東端はピン川にかかる小さな鉄橋を渡ってチェンマイ−ラムプーン通りのTAT前まで続いている幅6mほどの細い道だ。東端のお堀に近いエリアにはバービア(ビアガーデン)が固まっているが、そこを過ぎてチャーンクラーン通りとの交差点の先まで、さまざまなお土産物屋が軒を連ねており、チャーンクラーン通りに近い部分はナイトバザールと一体化して夜になると多数の土産物屋台も出る。この通りが現在のような活況を呈したのは比較的近年のことなのだが、そのせいか規模は小さいもののターペー通りのみやげ物店に比べて現代的なセンスの特色を持った店(例えば、草木染だけを扱っているとか)が多いようだ。
ターペー門からだと、コチャサーン通りからローイクロ通り、ナイトバザール、ターペー通りを結べばちょうど3kmくらいの1周コースになるので、町の様子などを見ながらブラブラとショッピングするにはちょうどいい距離なのだが、ターペー通り沿いの店は夜は営業していないところが多い(ローイクロ通り沿いの店は、やっているところといないところが混在している)ので、いっぺんに見て回るのはむずかしいかもしれない。
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≪ナコンピン・ナイトバザールの似顔絵ショップ≫
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ナイトバザール中心にある建物(ナコンピン・ナイトバザール)の地下1階、チャーンクラーン通りから入ってすぐのところに似顔絵描きのショップが何軒か並んでいる。自分がチェンマイに行きはじめた1980年代末には、確か別のナイトバザールの建物(現在は取り壊されて、ロッククライミング場などを備えたザ・ピークになっている)に同じようなショップがあったと記憶しているので、歴史はとても古いのだろう。入れ替わりの激しいナイトバザールのショップにあって、場所は変わったとはいえ少なくとも15年以上消えることなく続いている似顔絵描きというビジネス形態はとても珍しい存在であり、リピートトラベラーにとっては、いつ行っても同じようにそこで絵を描いている彼らを見ると、何かホッとするというか、“ああ、またチェンマイに戻って来たんだな”と思える風景のひとつになっているのではないだろうか。
ここで似顔絵を描いているアーチストたちは、どのような経緯でここで働くようになったのか、またビジネスとしてはどのような魅力があるのか……、そんなことを一度リサーチしてみたいなあ、と以前からずっと考えていたのだが、ひょんなことからナイトバザールで似顔絵描きの店を経営する方と知り合う機会を得、インタビューすることができた。
今回取材に応じてくださったのは、ナコンピン・ナイトバザールの地下1階に入ってすぐ右手にある「The Famous Gallery」の経営者、パラコーン・ウォンムアンさん。現在29歳で、ひとつ年下の妻サリンヤーさん、お子さんの3人で市の南部、ノーンホーイで暮らしている。
■似顔絵描きになって、ここで店を開くようになった経緯を教えてください。
自分は、チェンマイ県チャイプラカーン郡(県北部のファーンに近い地域)で生まれ、高校までそこで過ごしました。卒業後、チェンマイに出てきて叔父の家に居候しながら、その叔父から絵を描く技術を13年間にわたって教わりました。叔父は、チェンマイ動物園の近くにある学校で美術を学んでおり、今はこの店の向かいで同じように似顔絵描きショップを経営しています(笑)。
自分には妹と弟が2人いるのですが、弟の1人は一緒にここで絵を描いており、妹も近々この店で働くことになっています。また、もう一人の弟はまだ15歳で学生なのですが、学校が暇な時にはやはり絵を描く手伝いをしてくれています。
店は、およそ1年前にタイシルクショップだったところの権利を買い取って、始めました。
■1日の生活パターンはどんなカンジですか?
朝は、だいたい10時に起床します。朝食はコーヒーだけで済ませることが多く、10時半過ぎにはこの店に向けて家を出ることが多いですね。絵のオーダーを抱えていれば、店に来てすぐに描き始めます。ほかの従業員の絵描きは午後から出てきますが、中には来たり来なかったりというのもいますよ(笑)。
13時ごろに、近くの店でクエティオ(麺)やカーオソーイなどの昼食を取り、午後もずっと絵を描きます。夕食をだいたい18時に、これも近くの店で取った後は店の営業時間になりますので、お客さんの相手をしたり、手が空けば絵を描いたりして閉店の23時を迎えます。後片付けをしたりして店を閉めた後、24時ごろにワローロット市場に出ているカノムチーンの店などで夜食を取ってから、自宅に戻ります。通勤の足は、もっぱら自家用車です。
■休みとかは取れるんですか?
原則として店に定休日はありませんし、決まった休みというのは取っていないですね。用事などがあって店を離れなければならない時には、一緒に店で絵を描いている弟にまかせて出かけます。
■絵は、どのくらいのペースで描くのですか?描くのが難しい絵や楽しい絵というのはあるのでしょうか?
絵は、墨を使って描くのがメインですが、注文があれば油絵でもパステル画でも描きます。墨の場合、A4サイズ程度の小さなものなら、月に20枚くらいは描きます。タブロイド版くらいの大きさになると、1枚仕上げるのに1週間くらいかかりますね。描くのが難しいのは人間の顔、描くのが好きなのは老人と象の絵でしょうか。ですから、店に掛けられている売り物の絵は、その2つをモチーフにしたものがどうしても多くなってしまいます。
■絵描きの人にノルマとかはあるんですか?また、こういう仕事だとたくさん注文が入ったり、ぜんぜんなかったりとバランスが取りにくいと思うんですが、その辺はどのようにこなしているのでしょうか?
ノルマはあります。一人あたり月5枚です。また、どんなに忙しい時でも、依頼のあった仕事は必ず全部受けます。仕事が来たら、店にいる絵描き達に仕事を分けて担当させ、彼らが手いっぱいの時は、残った仕事は全部自分でこなします。そのため、忙しい時には睡眠時間を削らなければならないのが辛いです。
■お客は、やはり外国人が多いのですか?
タイ人も結構いますよ。大雑把に言って、外国人8割、タイ人2割といったところでしょうか。
■ショップ経営の難しいところ、楽しいことは何ですか?
一番難しいのは、やはり人間関係ですかね。今、ここでは6人の絵描きを雇っていますが、基本的に彼らは“アーチスト”ですから、普通の会社員や公務員とは価値観も考え方もちょっと違いますので。
楽しいのは、仕事が終わってみんなと一杯飲むことでしょうか(笑)
■将来の夢を教えてください。
将来は、絵を描く技術を教える学校を開きたいですね。今、その準備のために土曜日と日曜日にはラチャパット大学(全国主要都市にある、もともとは教員を養成する師範学校)に通って、教えるためのテクニックについて学んでいる最中です。また、時々依頼があって、個人的に絵を教えることもあります。
最後に写真撮影を、ということになって実際に筆を取ってもらったのだが、それまでのにこやかな表情が一変して真剣なアーチストの表情になったのが、ものすごく印象的であった。
ちなみに、絵の料金であるが、絵を描く材料(墨か、油絵の具かパステルか)、絵に入れる人数、およびサイズによって異なっており、墨で描いた人物が一人のMサイズ(38*50p)のものが1,800B、同条件のLサイズ(56*76p)が4,000Bとなっている。もちろん日本への発送も行っており、梱包&発送代はサイズに関わらず300Bである(店内および店の名刺に料金表が明示されている)。
≪THE FAMOUS GALLERY≫
住所:244B.Basement Of Night Bazaar Changklan Rd.
TEL:053-819162
E-MAIL:the_famous_gallery@hotmail.com
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■ニマーンヘミン通り
市の西、フワイケーオ通りとスーパーハイウェイとの交差点から南にステープ通りまで続いている、1.6kmほどの距離を持つ片側2車線の広い道がニマーンヘミン通りだ。この数年、北寄りのこの通り沿いおよびそこから枝分かれしているソイ(小道)の中におしゃれなショップやスパ、レストランなどが次々にオープンし、今や日本の女性誌やガイドブックにも取り上げられるほどの人気のスポットとなっている。
店は雑貨を扱っているところが多く、タウンハウスの1階、一軒家の住宅を改造したものなど形態はさまざまだが、割と小規模の品物の量という点ではそれほどではないショップが多い。そのかわり、オリジナルデザインのシルクだけを扱う店やアロマテラピーグッズの専門店など個性的な顔ぶれが揃っており、ここに来なければ手に入れることのできないアイテムも多いと思う。
エリアとしてはそれほど広くないので、ノンビリと色々な店をウインドウショッピングしながら気に入った店が見つかったら中をのぞいてみて、疲れたらコーヒーショップで一休み、というような回りかたがいいだろう。体力と時間&があるなら、フワイケーオ通りの東端にあるカードスワンケーオ(セントラルデパートやスーパーマーケットも入っている巨大なショッピングセンター)に寄ってからここまで歩いてくる(約1.5km)ことも可能だが、道中はずっとゆるやかな登りで交通量も非常に多いので空気も悪く、歩いて楽しいとは言いがたい(カードスワンケーオの前からソンテオに乗ったほうがよい)。
市の中心、ナイトバザール方面からなら、トゥクトゥクかソンテオで15分くらいで行くことができる。ドライバーに告げる行き先(目印)としては、アマリリンカムホテルかリンカム交差点(ターンイェーク・リンカム)がわかりやすい。
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■チャルンラート通り(ピン川左岸)
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ピン川左岸をナワラット橋から上流方向に走るチャルンラート通りは、長い間リバーサイド、グッドビューといったレストランだけが川面に建つだけのエリアだった。が、2000年代に入ってからであろうか、その向かい側に次々とこじゃれた土産物店がオープンし始め、今ではナコンピン橋までのおよそ800〜900mにわたるショッピングスポットにもなっている。
エリア内にある店の総数は決して多いとは言えないが、小規模ながらオリジナルものや少量生産の手作りの製品など、ほかでは手に入りにくいようなものを売る店が目だち、一軒一軒のんびりとウインドウショッピングするだけでも楽しむことができるのではないだろうか。このエリアで有名な店としては、センスのよい高級シルク製品を扱うヴィラ・チニ、メーホンソーン県のポー・カレン族の布や服飾雑貨を扱う非営利団体が運営するソップ・ムイ・アーツなどをあげることができるだろうが、それ以外でも思わぬ掘り出し物を発見できる店があるかもしれない。逆に言えば、同じようなアイテムをまとめ買いしたいなどという場合には、ナイトバザールやアヌサーン市場西側の(卸売)土産物店街に行ったほうがいいだろう。
タイプ的には下記のニマーンヘミン通りに近いが、ホテルが多く集まるナイトバザール周辺からそれほど離れておらず、ワローロット市場とはアヌサーン歩行者専用橋とダイレクトに結ばれているので、それらと組み合わせて訪れるのもいいし、買い物の後は川沿いのレストランで夕食、という時間の使い方も効率的だと思う。
ロケーション的には恵まれており、通りを歩いている外国人観光客も多いのだが、ビジネス的にはなかなか厳しいものがあるのか、この1〜2年は店が入れ代わったり、“貸し店舗”という張り紙が出ているスペースも目立ってきているような気がする。そういう意味では、少々寂れた感がないわけでもないが、特にナイトバザール付近に宿を取った人にとっては、ちょっと散歩がてらに足を伸ばすというつもりで訪れてみるといいだろう。
ちなみに、エリアのほぼ中央部には、小さな博物館を併設した寺院(ワット・ケトゥカーラーム)があり、ちょっとした観光スポットにもなっている。
【右写真提供:アヌワットさん】
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■ボーサーン&サンカムペーン
チェンマイ中心部、ターペー門からチェンマイ駅前を通って東に伸びる国道1006号線沿いにある2つの街が、ナイトバザール、ウアラーイ通りと並んで歴史のあるショッピングエリアでもあるボーサーンとサンカムペーンだ。チェンマイの街からだと前者は約10km、後者は約15kmほど離れているが、サンカムペーンの街そのものには土産物店は少なく、実際にはボーサーンの街を中心にして国道沿いの東西各3kmほどのエリアを指すと考えたほうがいいだろう。
この地域のショップは、大きく以下の2つに分けることができる。
(1)国道沿いの大型店
チェンマイの街から国道を東に進み、スーパーハイウェイとの交差点(ノーンプラティップ交差点)を過ぎると、すぐに道の両側に大きな土産物店の建物が見えてくる。これらのショップの多くは、観光バスで乗りつけてくるツアー客を主なターゲットとしているが、トゥクトゥクなどに案内させても、たいていこの手の店に連れて来られることになるだろう(客が買い物をするとコミッションがもらえるのはもちろんだが、買い物をしなくてもガソリン代として数10Bもらえることが多いため)。
店の多くはシルク、宝石、木製家具……とある程度専門化されており、シルクの店なら蚕棚で蚕を飼うところ、繭玉から絹糸を紡ぐ様子、そして手動の機織機で女性が布地を織り上げているファクトリーと製品ができるまでの工程を見学させてくれ、その後ショップへと案内されることだろう。日本からのツアー客も頻繁にやって来るので、日本語のできる店員が常駐しているところも多く、そうした店ではスタッフの対応も比較的洗練されており、店に入ると冷たい飲み物のサービスや小さなシルク製品のプレゼントなどをしてくれる店も珍しくない。
こうした大型店は価格が明示された定価販売になっているが、特にある程度の量をまとめ買いするなどの場合は値引き交渉が可能なケースも多いので、ダメ元でかけあってみるのもいいだろう。団体観光客がメインターゲットのため、おそらく商品の価格は相対的に見れば高目につけられていると思われるが、それらの客を満足させるために一般的に言って商品のクオリティーはある一定のレベル以上であり、また大型店なので品揃えは豊富だといういい面もある。
店は国道脇およびソイ(小道)を入った奥に点在しているソイ入口に看板が出ている)ので、歩いて何軒も見て回るのはかなり辛い。また、大型店だけでなく小さな店も国道沿いにたくさんあるが、外から見ると「商売になっているのかしら?」というカンジの寂れた印象を受けるところが多い。
(2)ボーサーン交差点周辺の小型店
ボーサーンは、国道を東にずっと進んでいくと、最初に見えてくる大きな街だ。中心部は国道1006号線と1014号線の交差点付近で、その周囲と1014号線を北のドーイサケット方面に進む1kmほどの間に小さな土産物店が軒を連ねている。交差点の北東側はタラート(市場)のような建物のなかに数10軒のショップが立ち並んでいる。
ガイドブックなどでは「傘の街」として紹介されていることが多いボーサーンは、その名の通り北タイ特産の手漉き紙(タイ語ではカダート・サー、英語ではサー・ペーパーと呼ばれている)に絵付けした傘を売る店の構成比が高いが、それ以外にも木でできた手工芸品や綿製品などを扱う店など、一通りのカテゴリは網羅している。ただし、上記国道沿いにある大型店が多く扱っている宝石やシルク、大型の木製家具などのショップは見かけない。
ほとんどの店が小規模で内装などにはまったく気を使っておらず、また、ナイトバザールなど市内の土産物店への卸をメインビジネスにしている店も多い。そのため、バラ売りをしていなかかったり、店内はまるで倉庫のようになっているところも数多くあって何となく入りずらいが、同じようなアイテムを売る店はいくつもあるので、数軒ながめてから買い物をしたほうがいいかもしれない。また、交差点の角には銀行があり外貨両替も可能なので、バーツが足りなくなっても(銀行の営業時間内なら)心配は不要だ。
上記2エリア以外にも、国道1006号線をスーパーハイウェイとの交差点から4〜5km進んだ左側に“サー・ペーパー・ビレッジ”という看板がかかっていて、おそらく上記の手漉き紙の工場や店が集中しているであろう一帯などもあるが、行ったことがないので詳細はわからない。
時間があるなら、自分でバイクやレンタカーを運転して、国道沿いにたくさん出ている店の看板などをチェックしながらゆっくりドライブして(最近、道路が拡張整備されてとても運転しやすくなった)、関心を引いた店に入ってみて気に入ったものがあれば買い物するくらいの感覚で出かけるのが一番いいのかもしれない。
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■ウアラーイ通り
お堀の南に位置するチェンマイ門から空港方向に南東に伸びている、片側1車線の狭く交通量の多い道がウアラーイ通りで、ここには銀製品を扱う店が軒を連ねている。10年以上前、チェンマイ市内でショッピングというとナイトバザールとここしかなく、その当時はどの店も繁盛していたのだが、現在ここに行ってみるとどの店も買い物客がほとんどおらず、何となくさびれた印象を受けることだろう。
多くの店は歴史を感じさせる古い家屋で、この一帯に昔から銀製品を扱う店が集まっていたことがわかる。チェンマイの銀製品の歴史は、ラーンナー王国の創始者であるマンラーイ王がビルマ(ミャンマー)から職人を招いたことから始まったと考えられているが、この一帯が今日のようになったのは、チュラロンコーン王がビルマ人の職人を当地に移住させたことによるらしい<注>。店内にはネックレスなどのアクセサリーからカップや大きなボウルなどの食器、さらにはインテリアとして使用するプレートまでさまざまな商品がディスプレイされているが、全体的に品揃えは質・量ともに薄く、中にはショーケースの一部に商品が入っていなかったり、商品にほこりがかぶっていたりする店もある。このウアラーイ通りの銀製品ショップは、ナイトバザールやサンカムペーンなど、観光客が多く集まるほかのエリアに別に店を持っていることが多く、現在ではそちらでの販売がメインになっていることから、こうした状態になっているのではないかと推測される。
個人的には、銀製品が好きで何軒も何軒も見て回りたいとか、ショッピングだけでなくチェンマイの古い家屋を見ながらブラブラしたいとかいう場合には訪れる価値はあると思うが、そうでなければわざわざ時間を割いて行かなくてもナイトバザールなどを見れば十分、という気がする。店舗は通りのチェンマイ門から500mくらいまでに多くあるので歩いて回ることも可能で、通り沿いには麺類の店や食堂なども結構あり、食事などには困らないだろう。
≪注≫Oliver Hargreave “Exploring ChiangMai” P173
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■バーンタワーイ
市の中心部から国道108号線を南に10kmほど進み、ハーンドーンの街の中心部にある信号を左折、さらに1kmほど行った右手にある、木製品がメインのファクトリー&ショップが固まっている村がバーン・タワーイだ。
国道を曲がると、すぐに道の両脇に大型・小型のみやげ物店やカーゴ会社などが軒を連ねているのが目に入るが、このあたりの店はこの1〜2年の間に急速に増えたもので、バーン・タワーイの村そのものはもっと先にある。これらの店を過ぎてさらにしばらく行くと、「バーン・タワーイ→」という看板が出ているので、それに従ってソイ(小道)を入っていく。すると、すぐに小さな店が道の両脇に並んでいるのが見えてくる。
ここは、村全体がみやげもの店と言ってもいいような状態で、一軒家を改造して作られたファクトリー兼ショップや、店が固まっているアーケードなどさまざまな形態のものがあるほか、庭先を工場のようにして製品を作っている家もある。上述の通り、ここで売られているのは圧倒的に木製品が多く、数メートルはあろうかと思われる象の置物や家具などの大物から、日本の家でも気軽に飾ることができる小さなインテリア雑貨まで、実にさまざまなアイテムが売られている。同じような商品を扱う店が複数あるので、値段や品質を比較して回ってから購入したほうがいいだろう。
市の中心部から離れているせいか、店の数の割にはいつ行ってもここを訪れている観光客は少なく、アーケードの中にはテナントが埋まらなかったのかゴーストタウンのようになっているところもあるほか、店員もナイトバザールなどとは違い、店に入って行ってもあまりしつこくつきまとったりすることもなく、そういう意味ではノンビリと自分のペースで買い物することができるかもしれない
店舗やアーケードは広い村の中に点在しているので、すべてを歩いて回るのはかなり辛い。また、ハーンドーンの街まではチョムトーンやホート方面に向かうソンテオやバスが多数通っているが、そこから村までは公共の交通機関はないと思われる(バイクタクシーなどがあるかもしれないが未確認)ので、チェンマイから行くのであればレンタカーを使って自分で運転していくか、ソンテオやトゥクトゥクをチャーターして行けば、買ったものを運ぶのにも都合がいいだろう(以前自分はバイクで行き、考えなしに大きな木製の容器のようなものを購入してしまい、帰りに大変難儀をしたことがある)。
また、往復とも国道108号線を使えば最短経路で時間は節約できるが、道中の景色はあまり楽しいとは言えないので、できることなら片道はピン川右岸に沿った道路を行くことをお勧めしたい。市内からそのコースを取る場合には、サーラピーのダムを越えて少し進むと、たもとに小さなタラートのある橋が見えてくるのでそこを右折(道路標識はない)して10〜15分くらいピン川を背にして進むと、「バーン・タワーイ」と書かれたアーチ状の大きな看板が見えてくる。村はさらに少し先に進んだ左手だ。
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■歩行者天国(ラーチャダムヌン通り)
毎週日曜日の午後から夜にかけて、お堀の内側のターペー門前からワットプラシンまで続いているラーチャダムヌン通りを自動車、バイクを通行止めにして開催されているこの歩行者天国(タノンコンドゥーン)は、もともとはターペー通りを使って行われていたのだが、確か2〜3年前に現在の場所に移転した。
路上には、工芸品などのいわゆるお土産物、店主が自らの手で制作したアクセサリーなどの装飾品、最近タイ国内でブームになっているOTOP(タイ版一村一品運動)の店をはじめ、ドリンク類を中心とした飲食物の店やプラスチック製のイスを並べたマッサージ店までが雑多に秩序なく並んでいる。店はラーチャダムヌン通り沿いだけでなく、それと交差する道路上、さらには通りに面して数ヶ所ある寺院の境内にも広がっており、その数は膨大だ。
ナイトバザール同様、似たような商品を扱っている店が複数あることが多いので、実際に買い物をするのであれば何軒かで値段や品揃えなどを比較してからにしてからのほうがいいだろう。ナイトバザールのように店が路上にすき間なくギッシリ並んでいるわけではなく、また周囲の建物など目印になるものも結構あるので、“後で戻ってみたけど店が見つけられなくて、お目当てのものが買えなかった”というようなことも起きにくいと思う。
歩行者天国は約1.2kmにわたって続いており(ただし、ワットプラシンに近づくにしたがって店は少なくなる)、ドリンクを飲みながらブラブラ歩いても片道1時間もあれば十分だろう。訪れる時期や時間帯にもよるが、とても暑かったり、直射日光が顔や体に当たることもあるので必要に応じて防衛手段を講じて行くことをお勧めしたい。
一応、歩行者天国は15時からになっているようだが、スタート直後はまだ開店準備中の店も多く、また車も追い出しきれていなかったりすることもあるので、少し時間がたってから行くほうがいいかもしれない。また、いつもではないようだが、歩行者天国から見てターペー門のはさんだ向こう(東)側の広場でも、同時にフリーマーケットのようなカンジで露店が多数出ていることがあるので、一緒に見てみるのもいいだろう。
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■歩行者天国(バムルンラート通り)
市の北東部、プリンス・ロイヤル・カレッジとパヤップ大学ケーオナワラット・キャンパスにはさまれたバムルンラート通りで毎週土・日の日中に開催される歩行者天国。通りの両脇は主に学校の校庭になっており、また通り沿いには大きな木が道路を上から覆うように茂っており、緑豊かな環境の中で、主に地元のタイ人でにぎわっている。
歩行者天国の規模は、それほど大きくはない。メインのバムルンラート通りが約300m、バムルンラート通りのちょうど中間地点あたりから西に伸びるチェトゥポン通りが100mほど、それに加えバムルンラート通りの北端とT字路で交わっているラタナコーシン通りが東西に約500mと言ったところであろうか。全部合わせても1km程度なので、行ったり来たりしてもそれほど疲れる距離でもないと思う。なお、このうち自動車を通行止めにして完全な歩行者天国となっているのはバムルンラート通りとチェトゥポン通りだけで、ラタナコーシン通りは歩道に露店が並んでいるだけである。
出ている店は、本当に種種雑多で、ガラクタ市かボロ市と呼んでもよいかもしれない。バムルンラート通り沿いには洋服(ほとんどが古着)屋、“本当にこんなものが売れるのか?”と聞いてみたくなるようなガラクタを並べている店、仏像屋のほかに古いバイクや自動車の部品、果てはバイクそのものを売っている店もある。と思えば、その隣では野菜を並べていたりして何でもありというカンジだが、旅行者が興味を引くようなものがまったくないわけではない。
古い家庭雑貨などの民具や昔の写真(王族やチェンマイの風景が多い)、どこかの民家から買いつけてきたのだろうか、古いトランジスタラジオなどのオーディオを売っている店があるかと思えば、かなりの年代ものと思われるカメラを売っている店も数件見受けられるほか、中国やビルマなどほかの国から持ち込まれたと思われるアンティーク(?)の店もたくさん出ている。が、果たして扱っているものが本当に古いものかどうかなのは自分にはわからない。いくらくらいの値段を言ってくるのかは知らないが、モノを見分ける目がないのであれば、眺めるだけにするかだまされてもいいくらいの気持ちで買うならいいのではないだろうか。
チェトゥポン通りは食べ物屋と洋服屋が多いようで、メインの通りに比べると少し閑散としている。また、ラタナコーシン通りにもバムルンラート通りと同じようなものを扱っている店が並んでいるほか、プラ・クルアン(お守りとして身につける小仏像<注>)を売っている店が特に目立つ。これらの店の中にはトンボ玉(穴のあいたガラスビーズ)を一緒に売っている店がかなりあるが、結構いい値段がついている。興味のある人は見てみる価値があると思う。歩道だけを使っているので狭苦しいカンジはするが、人が少ない分歩きやすく、ノンビリ見物できるかもしれない。
ラーチャダムヌン通りの歩行者天国よりもターゲットはよりタイ人中心で、かなりローカルな雰囲気だが、上記の通りアンティークや民芸品など観光客にとっても興味をそそるものが結構あり、目が利けば掘り出し物が見つかるかもしれない。観光客が、お土産ものを購入するスポットとして十分使えると思う。値段交渉もたいていの場合可能なので、値切りながらの買い物が楽しい。市内中心部からは少々ロケーション的に離れているが、ワローロット市場あたりからなら多少無理をすれば歩けないこともない。時間に余裕があれば、ノンビリ散歩がてら訪れてみてもいいだろう。
<注>同朋舎「タイの事典」P291
■フワイケーオプラザ(ローカル・ナイトバザール)
街の北西部、ドーイステープへと続くフワイケーオ通りとスーパーハイウェイとの交差点(ターンイェーク・リンカム……リンカム交差点)の近くには、数年前から空き地を利用した地元のタイ人向けのフリーマーケットのようなものができて賑わっていたのだが、2年ほど前に通りをはさんだ向かい側に「フワイケーオ・プラザ」として新たにナイト・バザールがオープンした。
バザールは東西ふたつのエリアに分かれており、西側のほうが規模が大きく人気があるようだ。西側のブロックの道路に面している部分には、美容院や飲食店などが建物を構えているが、奥にいくと仕切り(壁)で区切られた簡便なショップが続いている。奥行きは100mほどはあるだろうか、Tシャツ、下着や携帯電話などの店が多いほか、自分で作ったアクセサリーなどを販売している店もある。東側のブロックも基本的な構造や売っているものにほとんど違いはないが、奥のほうに行くと店が入っていないブースも多く、何となくさびれているような印象を受ける。
チャーンクラーン通りのナイトバザールとは異なり、あくまでも地元の人(チェンマイ大学が近いので若者が多い)たち向けであるため、観光客が買いたいと思うようなものはほとんどないとは思うが、ローカルな雰囲気を味わいたいというような場合は行ってみるのもいいだろう。なお、東西双方のブロックのフワイケーオ通りに近い部分には簡単な飲物・食べ物の店も数多く出ているほか、ニマーンヘミン通りまで歩けば(たいした距離ではない)レストランなどもあるので、夕食がてら訪れることも可能だ。
■JJマーケット
お堀の北東角(チェーン・スリープーム)から北に伸びるアサダートン通りを1.5kmほど進んだ、カムティエン市場のすぐ西側に2005年にオープンしたショッピングモール。本当かどうかは確認していないが、デパートで有名なセントラルグループの経営らしい。
マーケットはアサダートン通りに沿って南北に細長く、中央付近にあるワウィーコーヒー(喫茶店)をはさんで、北には“JJデザインマーケット”、南には“JJホビーマーケット”という名前がつけられている。しかし、実際にはそれぞれのエリアは名前のように明確な特徴を持っているわけではなく、どちらも比較的高級なものを扱うおしゃれなカンジの民芸品店、家具屋などが多いようだ。ホビーマーケットの中には、小さいもののフードコートも併設されているので食事を取ることも可能だ。
デパートを傘下に持つ大資本の経営で、初期投資コストもかなりの額をかけて作られたと想像されるが、現時点ではテナントはどちらも半分ほどしか埋まっておらず閑散としており、モール内はヒマそうにしている警備員と店員ばかりが目立っている。今後の発展に期待したいところであるが、個人的には現状ではカムティエン市場やその隣にあるロータスに来たついでに立ち寄るならともかく、わざわざ出向くほどの価値はないと思う。おしゃれなものが見たいのであれば、ニマーンヘミン通りかチャルンラート通りなどのほうがお勧めできるであろう。
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2006年、通りをはさんだ西側にさらに“JJフードマーケット”がオープンした。名前からして、エアポートプラザの地下にあるフードコート兼食料品店群のようなものができるのか、と想像していたのだが、実際にはオープンしている建物の店の多くはほかのゾーンにあるのと同じようなオシャレなカンジの民芸品店やインテリア雑貨のショップになっている。まだ、テナントは全体の半分も埋まっていないおらず、最終的にはどのようなものになるのか今後が楽しみだ。しかし、こんなに大規模な開発して大丈夫なんだろうか?と人ごとながら心配になってくる。テナントが埋まる前に閉鎖……なんてことにならなければいいのだが。
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■OTOPショップ・チェンマイ
住所:29/19 Singharat Rd.
TEL:053-220511,221174
FAX:053-223164
WEBSITE:www.pcinter.com
E-MAIL:emarketing@pcinter.com
日本の平松守彦・前大分県知事が提唱・展開した一村一品運動をモデルにして、タクシン政権が2001年に導入した地域開発・振興策に伴い、全国の村々が生産した商品を集めて展示即売しているショッピングスポット。OTOPは「オートップ」と読み、“One
Tambon(タムボンはタイの行政区域の名称。日本の村・町に近い)One Product”の略称。現在は、7,404の郡・村(タムボン)で約16,000種類もの製品が作られているという<注>。
店はチェンマイ旧市街の北西部、ワットプラシンの前を走るシンハラート通りを寺院からなら北に600〜700m、お堀沿いのスリープム通りからならおよそ100mほどのところにあるエクスポート・プロモーション・センター(輸出振興センター)という役所の中にある。そのため通りからはわかりにくいが、通り沿いに「OTOP
SHOP」と書かれた黄色い看板がいくつも出ているので、それを目印にするとよい。ショップは敷地の一番奥の建物の2階にある。1階はエキシビションホールになっており、自分が行った時には家具の展示会のようなイベントをやっていたが、業者向けだったのか入場を断られてしまった。
割と狭くて急な階段を登るとシヨップの入口となる。2階のすべてを使用しており、結構な広さがある。フロアは左右に細長く、おそらく50以上はあると思われる小さなブースに分かれている。食品、インテリア……といったカテゴリによってブースは大まかにエリア分けされてはいるものの、種々雑多な商品が並べられているブースもあり、あまり意味はない。
それぞれブースには看板などは掲げられておらず、ディスプレイされている商品を見ても地域ごとにまとめられいるわけでもないようで、区分のルールが判然としないのだが、ショップすべてを見て回るのが困難なほどの広さがあるわけでもなく、似た商品が複数の場所で販売されていることもあるので、まずは中をザーッと見てから興味のあるものを絞り込んでいくといいだろう。いつ行っても客はまばらで、公的機関のショップなので店員がうるさくつきまとってくることもなくノンビリと買い物を楽しむことができる。自分が行った時には職員の方だろうか、中年女性が売り物のお茶の袋を開けて「一緒に飲まないか」と誘ってくれたこともあった。
すべての商品には価格が表示されており、街なかの土産物店と比較して格段に安いというようなこともないようだか、ほかの場所で値段交渉する時の目安にはなると思うので、まずここを訪れてみて大まかな知識を仕入れておく、というような使い方もできる。
旧市街の交通の便がよい場所にあり、お堀の中の寺院などの観光ついでに気軽に立ち寄ることが可能。タイ全土の産品を扱っているので、チェンマイやタイ北部独自のアイテムにこだわって徹底的に探したい、というような人にはお勧めできないが、ゆっくり落ち着いてショッピングができる穴場的なスポツトだと言えるだろう。営業時間は、月曜日〜金曜日が8:30〜17:30、土曜日が9:00〜18:00で日曜休。
≪注≫バンコク週報2007年1月22日〜28日号
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■タラート(市場)
■メガストア(大規模流通店舗)
チェンマイグッズ
■ハチミツ&ロイヤルゼリー
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チェンマイでは養蜂が昔から盛んに行われており、今ではそれをサポートしている日本の援助団体もあるほどだが、こうした養蜂業者によって作られた製品を売る店は、チェンマイ市内中心部に、私の知る限り2店あり、ひとつはナイトバザールのど真ん中のチェンイン・プラザ真向かい、もう1軒はスリ・ドンチャイ通りのチェンマイ・プラザ・ホテルの前にある。また、空港の中にも小さな店が出ている。
写真のハチミツとロイヤルゼリーは、ナイト・バザールにある「チェンマイ・ピュア・ハニー」という店で買い求めたもので、ハチミツは“ワイルド・フラワー”、“リンチー(ライチ)”など、蜂が蜜を取った植物の種類によって、いくつかのバリエーションがある。また、写真はポリタンクに入った大きなものだが、お土産に適した小さなビン入りのものも売っている。
ロイヤルゼリーは、写真のようなカプセル入りのものが一般的だが、どうしても生がほしいという人は、この店の場合、前日までに頼んでおけば、発泡スチロールの箱にドライ・アイスを詰めて、そのまま日本に持って帰れるようにパッケージングもしてくれる。
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■ヒル・トライブ(山岳民族)・コーヒー
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(1)ドゥアンディー・ヒル・トライブ・コ-ヒー
標高1,200m以上のところにある、カレン、モン、リス、ラフの山岳民族村で作られたアラビカ種のコーヒー。パッケージには英語で説明が書かれているが、ナイトバザールやワーロロット市場など外国人が行きそうなところには売っておらず、旧オーショーン(現BIG-C)で購入した。値段は1箱40B程度。
(2)ヒル・トライブ・グルメ
国連の“国際薬物コントロール・プログラム”の支援を受けて作られているコーヒー。国際薬物コントロール・プログラムは、2008年までに全世界から薬物をなくすことを目標に1998年から運営されている事業で、パッケージにはこのコーヒーが作られた背景(オピウム(阿片)を作る代わりに国連の支援で云々)が、英語で記されている。実際、このコーヒーの収益は、チェンマイの北にあるメー・テーンのトライバル・チルドレンズ・ホーム・センターというところのために使われる、と記載されている。収益のうちのどのくらいが、本当に山岳民族のために使われているのかは知らないが、(1)の3倍以上、150B前後の価格で売られていることが多い。これも、上記と同じように巨大スーパーのロータスで購入した。
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■ドーイ・カムのジュース
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ドーイ・カムにある、タイ王室の山岳民族支援プロジェクトによって作られた缶ジュース。リンチー(ライチ)やパッションフルーツなど、なじみ深いものから見たこともないキノコ(マズイ)まで、全部で6種類ある。ナイトバザールに面した「チェン・イン・プラザ」の地下1階には、ドーイ・カムの産品を集めた売店があり、このジュースのほか、野菜なども買うことができる。
■ワローロット市場の生花
滞在しているホテルの部屋に花を飾りたくて、ワローロット市場に出かけました。ピン川に面した道沿いにズラーッと花を売っているお店が並んでいます。お店をのぞいてみると、菊がメインに売られているようでしたが、バラやガーベラなどを扱っているところもありましたので、今回は菊以外のお花を選ぶことにしました。
この写真は、その時に買ったバラの花束です。確か50Bくらいだったと思います。花束は、大きいものと小さいものの2種類が売られていて、小さい花束は20Bくらいからありました。色は白と、ピンク、赤があったと思います。ガーベラは、オレンジや鮮やかな水色のものがありました。菊ばかりを見ていると、だんだんと菊がガーベラに見えてくるのは私だけでしょうか……。
でも、やっぱりお花はいいですね。このバラの花束を飾っただけで、どうしても殺風景になりがちなホテルの部屋がパッと明るくなり雰囲気も変わりました。
【パッソアさんのレポート】
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![タイ北部の街、チェンマイ専門の情報サイト[サワディーチャオ チェンマイ(Sawadeechao ChiangMai)]](../img_c/header.gif)






















